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中野笑理子のブログ

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息も止まる激痛

2013年12月16日 | 日記
を味わった。日曜日の昼下がり。
長時間、胡座をかいた姿勢で炬燵でパソコンに向かっていたのだが、そもそも胡座の姿勢自体、体には良くなかったらしい。
胡座をかいていたのは、それを強要されていたからである。誰に?
我が家の黒猫王子にである。
彼は私が家にいると必ず座布団の上に陣取り、私がそこに胡座をかいて座るまでしつこく鳴き続ける。
そして胡座をかいて座ったら最後、何時間でも膝の上で眠りこけるのだ。
トイレに行こうと立ち上がると、一緒にトイレまで着いてきて、炬燵に戻るまでつきまとう。
それでも我が猫可愛さについつい無理な姿勢を続けてきたのだが、とうとう体が悲鳴をあげた。
左右のお尻の肉が急にカチカチに固まってしまったような違和感を覚えて、堪りかねて立ち上がった。その時はまだ筋肉痛かな? という程度だったのだが、みるみるうちにそれは立っていられない程の耐え難い激痛に変わった。
さぁそれからが大変だった。
横になってしまうと、立ち上がることができない。立ち上がると、座ることができない。
そしてそれぞれの動作になんと時間のかかる事か。
起きようとして、その痛さのあまりに息が止まってしまった。
息が止まってむせて咳き込む。咳の振動がダイレクトに痛みに響く。
私は呻きながらのたうち回った。
トイレに行くのにも這って行ったはいいが、トイレの前まで来て立ち上がることができない。
迫る尿意と止むことのない激痛。
盲腸が破れた時も、自転車に乗って一人で医者に行ったほど痛みには強い(鈍い?)この私が、動く度にぎゃあぁぁ~と叫んだ。
幸か不幸か、そんな私を見て猫も怖がって近づかず遠巻きに見ていた。
翌日、家族は医者に行く事を勧めたが医者には行かず、呻きながら会社へ行った。
昔、一度だけぎっくり腰になった事があるが(その時の痛みなんて今回に比べたら何でもなかった)、痛みを堪えて歩いたら二日で治ったので、動けば治ると信じてコントのような歩き方で出社した。
動けば痛みはマシになるが、一晩眠るとぶり返してしまう。
立ったまま、あるいはマグロのように泳ぎながら眠れたら、どんなにいいだろうかと思った。
それでも痛みは、徐々に小さくはなってきているようではある。
が、一週間たった今もお尻にカイロを貼っている。

シャウトは夜中も響いたBGM♪Shot In The Dark by VOWWOW♪