北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

太鼓のロクさん

2010年02月22日 | 思い
 羊蹄太鼓の生みの親「太鼓のロクさん」がご逝去されました。


(2003年8月24日銀座数寄屋橋公園:真夏の銀座雪ダルマで演奏)

 突然の悲報にビックリしてしまいました。

 太鼓のロク(高田緑郎)さんが昭和38年に作曲した「羊蹄太鼓」は、倶知安町から羊蹄山へ登り行く様を太鼓の曲に表したものです。登り行く者の喜び、途中嵐に襲われ雷鳴が響き渡る様、そして登頂し太陽が昇り行くイメージを表現し、歓喜に包まれ軽やかに下山していくところを表した曲で、平成9年に倶知安町無形民俗文化財に指定されています。
現在は、ロクさんの弟子である「鼓流(こりゅう、羊蹄太鼓保存会)」のメンバーが、羊蹄太鼓を受け継いで演奏活動を行っています。(詳しくは倶知安風土館で)

 昨年まで20年間銀座で行っていた「真夏の銀座巨大雪ダルマ」のイベントにも、鼓流のメンバーと共に羊蹄太鼓を演奏し、銀座を行き交う人々の足を止め、演奏にくぎ付けにしてくれました。
 また、同時に養護学校へ雪のプレゼントを行っていたときも、学校で子供たちに羊蹄太鼓の演奏を聞かせてくれました。その時の写真を学校の先生が記録し送ってくれたものです。



 羊蹄太鼓の音色と共にロクさんの笑顔は、永遠に受け継がれていくと思います。 合掌

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