北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

学校給食 献立表

2011年07月06日 | 暮らし
 小学校の給食の7月の献立表。



 献立表の下部に「学校給食で使用している食材について」と題して、教育委員会より保護者に向けたお知らせが記載されています。
内容は、
「本年3月11日の東日本大震災で発生した東京電力福島原子力発電所の事故後、学校給食で使用する食材の安全性については日々確認してきたところですが、あらためて教育委員会としての対応についてお知らせいたします。
 倶知安町教育委員会では、この事故が発生する以前から、学校給食で使用する食材については、米、じゃが芋、玉ねぎは地元産、それ以外の野菜類についてもほとんどが町内業者からの納入となっており、その際の条件として倶知安産・ようてい産がなければ近郊産・道内産・道外産の順としています。
 北海道産の野菜が滞る端境期には、どうしても道外産が多くなる傾向にありますが、国の出荷制限情報を常に確認し対応しているところです。
 また、トレーサビリティ(流通)制度により生産段階からの追跡が可能となっていることから、現在市場に出ている商品については、出荷制限を受けていない安全な食材と認識しております。
 震災後、冷凍野菜は東北・三陸地方に工場のあったメーカーからの商品が途絶え、現在はより安全性の高い食材を使用することを前提に、発注時点でなるべく地元産を含めた「道内産」を主にしています。
 今後も産地のチェックはもとより、さまざまな情報を収集しながら、より一層安全で安心な給食を提供できるよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。」
となっています。

 まずは、ひと安心というところですが、国の出荷制限情報に一任しているところが多く、町自らが科学的根拠を持って確認する作業が欠けているところがあります。また、地元・道内で作られたからというだけでは、科学的根拠に乏しいと言わざる終えません。
一度、道立衛生研究所なりで放射能検査を行ってみてはいかがでしょうか。
横浜市、武蔵野市、京都市など全国各地で給食食材の検査が行われております。
定例会で教育長も、道内の事情を調査する旨の答弁を行っております。いま一歩前進した対応を望みたいと思いますし、そうすることで、多くの保護者の皆さんも安心されるのではないでしょうか。

 また、産地の表示など更なる献立表の工夫も考えていただきたいと思います。これは、保護者の皆さんの声であります。
次に、保育所についても確認してみたいと思います。 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
気になってはいたけれど。 (子を持つ親)
2011-07-09 09:53:30
榊議員いいところをつついてくれました。
スーパーでは中国産より少し高いけど国産の食材に、と家庭では気遣っていたつもりでしたが、給食となると親の目の届かないところです。というか安全、安心が大前提である学校給食だからこそ重要な問題です。
冷凍食品で納入される食材までとなるとキリが無い話になりますが、口に入る物である以上、更なる安心、安全の基準、方法が必要と思われます。
榊議員応援しております。がんばってください。
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