北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

2005年10月27日 | カラマツ住宅

建築家 清家清氏によると「窓」は「間のあるところつけた戸」で、
「window」は「風が通るところの戸」であり、日本的な意味合いが
違うそうです。(林昌二氏談)
窓は、風が通るだけではなく間合いといった奥ゆかしさがありそうです。

M邸の「窓」は、木製断熱サッシュ(オリンピアウインドウ)です。
しかも、地元の積丹で採れたカラマツで作っています。
メーカーも小樽の株)新宮商行ですから地ものと言えます。
つまり、地元で採れた材料を地元の会社で作り、地元の人が買う「地材地消」です。
受注生産ですから寸法や塗装もオーダーで今回は赤色(マホガニー)にしてみました。
外壁もカラマツの羽目板ですから、上手くマッチしていると思います。



この窓は、浴室の窓です。
窓が額縁となっり、キャンバスに白樺の木立が映って見えます。
まさに、森林浴です。

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