北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H24年 第1回定例会 ①

2012年03月05日 | まちづくり
 平成24年第1回定例会が開会しました。

 先決案件として、昨年末の第4回定例会で総務常任委員会で付託となっていた「倶知安町水道事業等の設置に関する条例等の一部改正」他1件が審議されました。
国の簡易水道の国庫補助金制度の見直しにより上水道事業と簡易水道事業を一本化する。それによって簡易水道料金も上水道料金に合わせるもので、簡易水道の事業者系の料金が減額となるものです。
簡易水道は、山田地区や樺山地区などニセコスキー場周辺の事業者さんの水道料金が減額となり、全体で約2100万円ほど減額となる予定です。
 総務常任委員会では、同じ町民として公平で平等な水道体系になることには賛同する。しかし、赤字の下水道事業に対する協力を山田・樺山地区の皆さんにお願いしたいとの意見を付けた委員長報告がありました。
スキー場地区では下水道が引かれたけれど浄化槽を設置している事業者さんの切替が思うように進まず、市街地に比べて利用率が低いという実態があります。早めに切替えていただくことで下水道使用料金を頂きたいという願いが込められています。
 採決の結果、異議なしと可決いたしました。

 新年度に向けて、町長より町政執行方針が、教育長より教育行政執行方針が述べられました。
まだ、町のホームページに掲載されていませんが、4月にはUPされると思います。

 町政執行方針は、昨年と大きく変わることはありませんが、「住民と行政が知恵を出し合い、協働の精神を基本に各種施策を推進することが重要である。」とはじめに述べられ、第5次倶知安町総合計画に掲げる「住民参加と協働」を基本理念として、次世代に引き継ぐことのできるまちづくりの実現に向けて、地域主権時代の自主・自立の基礎を構築し、「自助・共助・公助」の仕組みと住民と地域と行政が互いに補完し合い、時代に相応しいまちづくりを目指したいと述べられました。

 重点施策
  1.安全・安心なまちづくり
  2.笑顔で元気なまちづくり
  3.未来につながるまちづくり

となっています。