北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H23年 議会広報研修会

2011年08月18日 | まちづくり
 北海道町村議会議長会主催の「議会広報研修会」が行われました。全道の107ヶ町村から495名の参加です。わが町からは3人の議員と事務局から1名の計4人が参加しました。



 6月に新メンバーで議会広報編集会議が組織され、9月発行の150号から担当することになり、既に150号の編集作業は終わってしまいましたが、新人の方もいるので勉強です。

 講師の広報コンサルタントの深沢徹さんは、ご自身も議員として24年間議会広報に携わってこられ、現在はコンサルタントとして全国を廻っておられ、全国の議会広報コンクールの審査員も勤められているそうです。御年80歳だそうですが、理路整然とわかり易く、時には議会のあるべき姿にも触れて指導していただきました。



 議会広報のポイントは、『 ありのままに わかりやすく 住民とともに 』だと言うことです。

なるべく多くのことを正確に伝えようとして、文章が長くなってしまったり、議会用語をそのまま使ったりと回りくどく、読む意欲を削いでしまう広報になってしまっています。
取捨選択で、省略してよいものは削除し、視覚的な工夫や要約などの編集を行うことが編集者の仕事である。議員の一般質問も発言をそのまま書くのではなく、要点をまとめ、何を聞き、どう答えたか簡潔にまとめるべきである。
 もっともなことばかりで、まず表紙をめくり、中身を読んでもらわなければ何も伝えることができません。業界用語を捨て、分かり易い・読み易い広報にしなければと再認識した研修会でした。
また、住民の声や顔が出る企画なんかも取入れることが必要だとも、是非、参考にしたい企画です。