北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H23年 第2回定例議会 ①

2011年06月06日 | まちづくり
 平成23年第2回定例議会が開会しました。

 議長が新しくなり新体制の議会。理事者側も課体制から部体制に組織改革が行われ、お互いに新しい中での最初の定例会です。
町長のサポート役の説明員も新課長や移動があった課長などそれぞれ気分も一新といったところなのでしょうか。



町長からの行政報告
 平成22年度の一般会計と特別会計が5月31日に出納閉鎖になりましたので、各会計の決算見込みが報告されました。特に金額が目立つものでは、

・一般会計 +3億3081万円(翌年度繰越財源を引いた金額) 
・国民健康保険事業特別会計 -1億6945万円

となっており、一般会計は黒字、国保会計は2年連続の赤字決算です。
国保の赤字金額は、23年度の予算を繰り上げて穴埋めしています(繰上充用金)。

報告事項
 報告事項が5件ありました。
平成22年度の冬に組まれた補正予算の内、冬のため執行できなくて次年度に繰り越して行われる事業費(繰越明許費)。
・一般会計 1億2958万円(12件)
 福祉施設の建設費助成金6000万円(国の補助金)、ニセコヒラフスキー場の「ひらふ坂」の電線無柱化に伴う設計業務や小中学校や町の図書室・絵本館の図書システム導入事業や南9条団地の屋根裏断熱改修事業などが予定されています。
 公共下水道事業特別会計や水道事業会計も「ひらふ坂」に関する事業費が繰り越されました。

・町の事業などに関する情報公開の請求は0件。

・倶知安町土地開発公社の決算と予算については、事業を行っていないので法人税と利息のみの動きしかありません(5万4253円)。
今年度も計画している事業はないので、5万円程度の動きとなります。総務常任委員会で公社存続の意義を問いましたが、新幹線がらみの再開発などもしもに備えて存続させているとのことですが、無意味な感じがします。

以上で初日の本会議が終了しました。
再開は13日からで各議員による一般質問が行われます。質問の締切りは8日の正午までとなっています。4人の新議員さんの登場や原発事故関連で活発な質問が行われる予感がします。