世捨て人・Mt.DOGのぼぼぼぼぼやき

※ 気ままな旅、日々の出来事の紹介。拙いブログだけどよろしく!!

【平成27年晩夏を北陸にてひとりぼっちで過ごすの巻2】

2015-08-27 07:57:17 | たび日記(鉄道の旅中心)
【日時】平成27年8月22日(その2)
【行程】→高岡→富山(1604着1609発)→越中八尾(1636着2237発)DEF→富山(2301着)…宿

【詳細】

D 越中八尾:美しい街並みを散策する

 高岡から電車に乗り込み、富山を経由して高山線の越中八尾駅へ到着。
 今回、8月20日から30日までの間、毎日開催されている「おわら風の盆前夜祭」をみて、
病んだこころを癒そうと越中八尾の地へ足を運んだのだ。
 駅から越中八尾の街中に歩き始めたところ、ぽつりぽつりと雨が降り始めた。
 おわら風の盆前夜祭は、雨天の場合、開催中止となってしまうため、開催時間までには
雨が止んでほしいと願いつつ、歩みを進めた。

 越中八尾の前夜際ステージ会場へ向かう途中、おわら風の盆のために取り付けれたぼん
ぼりが道に並んでいた。街なかや橋、石積みの坂にあるぼんぼりがとても綺麗であった。
 日が暮れてからは、そのぼんぼりに明かりが灯されて、暗闇の中で温かみのある光がと
てもうつくしかった。その明かりが灯る道をひとりぼっちで歩いた際、その美しさに感動
して自然と涙がこぼれた。

 

    
 ▲写真 越中八尾駅から石積みの坂までの日暮れ前の景色

   
 ▲写真 ライトアップが美しい越中八尾の道

  
 ▲写真 左:おわら風の盆のステンドグラス照明 右:道端の照明


E 越中八尾:おわら風の盆前夜祭ステージを鑑賞する

 おわら風の盆前夜祭ステージ会場に到着。前夜祭の最初の土曜日とあって、多くの見物客が
詰めかけていた。ステージでは、おわら風の盆のおどりの意味や踊り方の指導が行われ、かつ、
実演が行われた。唄い、三味線、胡弓の音色に合わせて、男性は力強く、女性は可憐に踊る姿
がとても素敵であった。

 一方で、八尾では各地区ごとにおわら風の盆を幼いころから踊りつづけ、身につけているこ
とが分かり、地域ごとの人の絆や密着度の強さに感心した。


   

  

 
 ▲写真 前夜祭ステージのおどり解説・実演紹介


F 越中八尾:おわら風の盆前夜祭(上新町)の美しい踊りをみる

 前夜祭ステージが終わり、街なかに足を運ぶと、小雨が降っていた。
 しばらくしてから、小雨がなんとか止み、前夜祭実行委員会より上新町前夜祭の開催の放送が入った。
 ぼんぼりが灯る上新町地区の道ばたにて待ち続けていると、唄い、三味線と胡弓の美しい音色が聞こえ、かつ、
目の前には大きな笠と桃色の美しい着物を身にまとった女衆、大きな笠と黒い法被をまとった男衆が現れ、美しい
風のぼんの踊りを披露してくれたのだ。大勢の見物客がいて、周囲は大変騒がしかったのだが、私は目にしたおわ
ら風の盆の美しさに感動し、鳥肌が立ってしまった。そして、この瞬間を記録に残しそうと、すかさずカメラに
収めたのである。
 
 風の盆前夜祭を見終えると、ぼんぼりが灯る道を歩き、越中八尾駅へ戻った。
 そして、最終の富山行きの普通電車に乗り込んだ。富山駅へ到着後、駅から徒歩1分の場所にあるビジネスホテル
にチェックインし、おわら風の盆前夜祭の感動の余韻に浸りつつ、眠りに就いた。


 
 
 

   
コメント
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