[旅行2日目:9月27日(日)]
■ 訪問先 … 小諸城跡の天守台
小諸城跡(懐古園)内をぼくはぶらり散策し始める。
この場所は、桜の名所として有名とのことであり、ぼくは春には
とてもきれいな光景を見ることができるのだろうなあと想像した。
二の丸跡、北丸跡(弓道場)、島崎藤村の「千曲川旅情のうた」
石碑、懐古神社を巡り、最後に懐古園の中心付近にある「天守台」
へ行った。
ぼくは、天守台でじっと地面を眺めていたら、急に(地面へ)す
いこまれそうな心境に陥ってしまった。また、瞬間的ではあった
が、天守台の石垣から宙へ舞ってみてもいいかなという気持ちに
なったのだ。ひもが切れた風船のように、自由になってもいいか
なと思いつつ。
その時、ぼくは自分をつなぎとめる紐が存在しないと感じたのか
もしれない。
ぼくは、天守台に十数分間留まっていた。
そして、高台の天守台にいたぼくは、地面ばかり見続けていた目
線を上方に向けた。すると、遠くに見える山々、地を蛇行しつつ
流れる千曲川の素晴らしい光景が目に映り、自然と涙がこぼれき
たのである。
ぼくは感傷的になった気持ちを落ち着かせ、城跡を後にした。
■ 訪問先 … 小諸城跡の天守台
小諸城跡(懐古園)内をぼくはぶらり散策し始める。
この場所は、桜の名所として有名とのことであり、ぼくは春には
とてもきれいな光景を見ることができるのだろうなあと想像した。
二の丸跡、北丸跡(弓道場)、島崎藤村の「千曲川旅情のうた」
石碑、懐古神社を巡り、最後に懐古園の中心付近にある「天守台」
へ行った。
ぼくは、天守台でじっと地面を眺めていたら、急に(地面へ)す
いこまれそうな心境に陥ってしまった。また、瞬間的ではあった
が、天守台の石垣から宙へ舞ってみてもいいかなという気持ちに
なったのだ。ひもが切れた風船のように、自由になってもいいか
なと思いつつ。
その時、ぼくは自分をつなぎとめる紐が存在しないと感じたのか
もしれない。
ぼくは、天守台に十数分間留まっていた。
そして、高台の天守台にいたぼくは、地面ばかり見続けていた目
線を上方に向けた。すると、遠くに見える山々、地を蛇行しつつ
流れる千曲川の素晴らしい光景が目に映り、自然と涙がこぼれき
たのである。
ぼくは感傷的になった気持ちを落ち着かせ、城跡を後にした。