覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

時代と歩む

2015年12月30日 09時51分35秒 | Weblog
 
 総ての真実は、総てが終わってからで無いと顕かにならない、と云うような甘い立場に立つつもりは無い。それでは事前の予想は総て不可能である、と云う温い予想の立場に立つからだ。飽くまで、正しく思考し、正しく辿れば、事前に読み切ることはできるのである。
 
 だが昨日を終え、次の事実を向こうの真意として、受け止めざるを得ない。事前には読み及ばなかった今年のある1日。これが向こうの発想の立脚点だったからだ。
 
 
   2015年12月27日 第60回 有馬記念 
 
   1着 4枠 7番 ゴールドアクター   
   2着 5枠 9番 サウンズオブアース   
       (16頭)
 
   2015年12月29日 第61回 東京大賞典 
 
   1着 4枠 5番 サウンドトゥルー  
   2着 8枠13番 ホッコータルマエ   
       (14頭)
 
 
 有馬に続き、この昨日の公営競馬、年末の2つの大一番をも見届けると、真実はある1日。まさにこの日に原点を置いていた、その上で今年年末の競馬を造型したとしか思えない。
 
 
    2015年 3月1日 
 
 
 この日に向こう(=JRA演出側)が思い当たったのは、今年国民を沸かせたあの活躍、出来事。これとかねてやるなら中山で、だから年度を象徴する有馬記念でこそ、と向こうが狙ってきたものがちょうどうまい具合、今年合致を見たからであろう。だから終わってからの活用となり、非常に急遽、随分と性急な、ジャパンCへのゲストプレゼンター招待を実現せしめたものであろう。
 
 
   3月1日(日) 中山記念 
 
   1着 4枠 4番 ヌーヴォレコルト 
   2着 6枠 7番 ロゴタイプ  
       (11頭)
 
 このレース当日だったことを思い起こされたい。あと2つのメインレースが
 
 
   3月1日(日) 小倉メイン 関門橋ステークス 
 
   1着 6枠 9番 タマモトッププレイ 
   2着 4枠 7番 コウエイワンマン
       (14頭)
 
 
   3月1日(日) 阪急杯 
 
   1着 7枠13番 ダイワマッジョーレ 
   2着 3枠 5番 ミッキーアイル
       (16頭)
 
 
 実に、
 
   有馬記念  7番 9番   = 3月1日 小倉メイン  7番 9番 
 
   東京大賞典 5番13番   = 3月1日 阪急杯    5番13番 
 
 
 後者、阪急宝塚歌劇団の親会社であり、この現在の宝塚市の市長・中川智子氏と同じ、中川厩舎が有馬記念を制した事実からも、この取り合わせは意図的に利用されたことは疑い様が無い。中川市長は毎年、宝塚記念の表彰式にもお出でになる。
 
 
 何故、この3月1日を年度象徴で利用したのか。根拠は上掲、お二人の合致以外に根拠を見出せない。
 
 
   1970年 3月1日 中山美穂 誕生   
 
   1986年 3月1日 五郎丸歩 誕生 
 
 
 何と! 中山美穂誕生日当日の中山記念の日、その2つのメインの活用である。
 
 我われ競馬ファンは、え! ナカヤマ ミホ と云う名前を聞くと、きっと父親が競馬ファンであると考える。調べると、無論出生時の御本名であり、東京都小金井市出身。府中のちょうど北隣。きっと午後からは居なくなる、日曜は朝からソワソワ、忙しいパパだったのでは?とも想像するが、全然無関係なのかも知れない。中山競馬場、美浦トレーニングセンター。関東の競馬の拠点である。
 
 今年最後は、ナカヤマの大一番・有馬記念。そして公営の大一番。2つが、今年3月1日のメインの再現である。
 
 いつか使いたかった、ナカヤマミホ(中山美浦)。今年でこその、五郎丸さんだったこと。明白。
 
 今や、45歳。出産も離婚もしたミポリンだが、今年7月には、30周年のザ・パーフェクト・シングル・ボックスと云うアルバムも発売された。わたくしもずっと前、ボックスで「ただ泣きたくなるの」。よく聞かされたなぁ。
 
 
 当然、この上で向こうが睨んでいたのは、有馬記念こそ年度最後の大一番であると共に、来年を睨み、予告する為の最重要の布石の筈である。
 
 
   1565年 3月1日 リオデジャネイロが建設される。
 
 
 来年夏の五輪大舞台。来年は皆が、挙ってリオ、リオと連呼することになる。
 この五輪の地の建設の日付。枠なら日の丸カラーになる以上、2016年重賞またはGⅠで 枠連 1-3 を出すことは容易に想像できる。リオの次は東京なのである。
 
 
 今広告されている、来年正月から始まる東京都博物館のボッティチェリ展。史上初の大回顧展と紹介されているが、この人物も3月1日生まれ。
 これまた、日伊国交樹立150周年を記念し、イタリア政府の全面協力を得て実現する、このルネサンス期の巨匠の展示。4月初までだから、是非とも足を運び、イタリアトリコロールとよく似た勝負服を回顧するくらいの学習能力は、備えて置いて損は無い。展示初日1月16日(土)は朝からイタリア一色ではないか。
 
 
 ちなみに、今年の3月1日、武豊が全線電化された。
 
 
 ミホと歩 だった、今年の年末競馬。まだ明日も暇あれば、更新するが、皆様、良いお年を御迎え下さい。
 
 
 
 

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