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覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

エッセイ賞

2005年10月17日 18時30分15秒 | Weblog
「優駿」11月号の、巻末近く、2005優駿エッセイ賞の受賞作品が発表されている。注目は、作品の内容などではなく(非礼深謝!)、受賞作のゼッケンである。


 グランプリ 「ウインズのある村」 式守漱子


 このゼッケン、及び出馬表は、10月号巻末にあり、紐解いてみればお分かりのように、全18作品という出馬表で、グランプリ作品は

 10 ウインズのある村


で、10番ゼッケンである。ちなみに、次席2作品も紹介すると

 12 競馬タクシー
  5 タカミちゃん

である。この11月号は17日発売だが、当然、16日の競馬のあった日にも、既に上梓され、ひょっとしたら、JRA関係売店、競馬場などでは入手可能であったかもしれない。ポイントは、この10番ゼッケンが、16日の競馬に持っていた意味であり、

 秋華賞   1着 5枠10番 エアメサイア

 府中牝馬S 1着 5枠10番 ヤマニンアラバスタ


 また、言うまでも無く、GⅠ秋華賞 2着のラインクラフト は 5番。このエッセイ賞を装った勝ち馬宣言は、例年通り有効なものだった。

 66回菊花賞 8回富士ステークス から、66ページ 8ページ を開くのは当然。

 66ページの、石橋騎手の落馬負傷記事、そのレースは9月19日の阪神ジャンプSで、

 5枠 7番 アズマビヨンド
 7枠11番 テイエムコンバット


と、落馬した1番人気 フミノトキメキ 4枠5番 は押さえておく。このページの石橋繁騎手はピンク帽のようだが。このページの下の、競馬ミクロアイ と言うエッセイの作者は、日高雄高(ひだか ゆたか)。ここに、豊 登場! また、8ページは、6枠9番 ディープインパクトの写真で、武豊の土日12勝のレコード達成の記事である。アドマイヤフジの菊花賞出走があれば、単純に、富士ステークスに繋がることもあろう。

秘された紫苑の華

2005年10月17日 14時38分26秒 | Weblog
 「優駿」11月号、第66回菊花賞 で66ページは、クーリンガーの写真が飛び込んでくる。この馬で、特筆すべきキャリアは、何と言っても唯一の重賞勝ち、今年のマーチSである。6枠11番で相手は5枠9番 サミーミラクル。
 そしてこれは仕様が無い。この日、中京では、武豊騎乗のアドマイヤマックスが、大外8枠18番からこの日の大一番 GⅠ高松宮記念 を差し切っている。ディープインパクト も、分かり易い位置に置かれるかも知れないな。大外は、ファン以外の視聴者、観客にも分かりやすかろう。


 1頭が分かっているとなると、人気の無い2番人気以下のどれを選びとるのかという、馬券術になろうし、競馬会としては、3連複 という、お得意の仕掛けで、1着が大本命なのに、これほどの好配当というものを用意するのではなかろうか。これは、競馬の醍醐味を伝え、馬券の妙味を味あわせる、祭り、イベントとして組まれているのだから。

 DVDなども、ルドルフを出してきた以上、8枠が濃厚と見える菊花賞。また、この周辺のメイン準メインで、覆る大本命が用意されていよう。

 メサイア=救世主 は、10番での発射戴冠となった。かつて、フィリーズレビューではこのゼッケンで後のNHKマイルの2頭に屈したメサイアだが、十字 での1着は、神と子と精霊の御名によるものであろう。今週出走する、十字架 と言う馬と、どう関連付くのだろう。

 嘘つき! と呼びたくなる、紫苑の日の秋華賞で、こけたと見えた紫苑ステークス。手の内をお話しよう。
 実に、昨日、3頭の紫苑ステークスの勝ち馬が出走すると申し上げた。コスモマーベラス、レンドフェリーチェ、オースミコスモ である。ところが、事前に調べられた方はお気付きだったろうが、実は4頭だったのである。その馬は、10ページに強調されている、ディープインパクトの帰厩日9月11日に行われた昨年の紫苑ステークスに出走し、昨日も出走した。9月11日と、強調する以上、これに目を配らずにはおれないのである。そのレース結果をご紹介しよう。


 2004年 9月11日

1着 1枠 1番 インゴット
2着 7枠11番 フェミニンガール


5着 7枠10番 ヤマニンアラバスタ (勝ち馬より0.3秒先に入線も1着から降着)


 この、10番ゼッケンそのままで、実は昨日の府中牝馬Sは、この馬にとり、紫苑ステークスの再発走だったのではないか。勝利調教師は、「優駿」10月号 75ページの 今月のお言葉 の主、星野忍調教師。また、この週も、前2週のタイガージャージの2頭、デュランダル テレグノシス に続き、阪神タイガースだったわけだ。競馬への投資とは何の関係も無い村上さんらの活躍で、この傾向が続いたわけだ。今宵の結果次第で、菊花賞週の、何らかの発射が左右される。ロッテなら、2番14番が出るだろうし、ソフトバンクなら、8番9番 とか、なんとかホーク では無いかな。

息子

2005年10月17日 06時11分24秒 | Weblog
 昨年秋、通常翌年即ち今年の予告レースで、5-5 9番10番 ゼンノロブロイ コスモバルク の示唆するテーマが、遅まきながら理解できた。これは 伜 ではないだろうか。この日本語は、せがれ=息子=son である。今年の、息子たち、即ち、著名な父親の子供。その人物よりも、そのジュニアに、万感の思いを込めているのでは!? 一歩踏み込めば、世代を代えるということである。転換、過去のチャンピオンホースからの脱却、そして、競馬界における、息子 とは?