伝統のダッチTT・アッセン。以前は近くに教会があった関係で金曜予選の土曜が決勝というのが恒例。今では通常の
スケジュールとなったが「ダッチ・ウェザー」と呼ばれる天候の激しい変化も特徴の一つで今年アニバーサリー100年を迎える。
アニバーサリーというとヤマハも創立70周年を迎える。そのため今回ヤマハは全盛期の1999年型YZF-R7の赤と白の象徴的な
カラーリングでダッチTTの決勝に挑む。因みにここアッセンを得意とするライダーにはヤマハ・ファビオや元ヤマハのKTM・ビニャーレス等。

初日午前のFP1。案の定、朝一には「ダッチ・ウェザー」の洗礼を受けモト3クラスでの転倒でコースにオイルが撒かれたためモト2クラス
をはじめ開始が遅れ、気温も低めの中FPが始まる。KTM・ビニャーレス2番手、ヤマハ・ファビオ6番手。ファビオは走行中何度も
首を傾げる仕草。

午後からのPRでは転倒者が続出で赤旗で何度も中断。因みにここアッセンを好むオグラもハイサイドから転倒でマシンが炎上。

予選Q2直行は午後から相当マシンが改善されたヤマハ・ファビオ(一番時計)、ドゥカティ×5、KTM×2(アコスタ、ビニァーレス)、
アプ・ベッツェッキ、ホンダ・ザルコ。近頃、レースでは好調のベッツェッキについては何せ予選順位を上位に持って行く必要がある。
因みに前戦ムジェロでも結局は結果を残せなかったバニァイアは相当、走り込みをした初日を終え、珍しく今シーズン一番の
フィーリングとコメントを残す。
そして、二日目予選。気温が初日より上がり全車、タイムを上げて行く。Q1からはオグラのチームメイトのフェルナンデスと
アルデゲルがQ2へ。ここアッセンが得意な筈のオグラは初日に続いて2度目の転倒。タイムアタックがろくに出来ず仕舞。
Q2ではなるほど自身が好調と言うだけはあってバニャイアがいい走りを見せる。しかし、一発の速さ?のここを
得意とするファビオに後一歩及ばず2番手。因みに今季は未だPPの獲得は一度も無いバニァイア。そしてファビオは
スペイン、フランス、イギリスと3戦連続PP獲得以来、3戦ぶりのPP。後は2列目を確保したアプのベッツェッキに期待。
では予選結果・・・。

引き続きスプリントレース。
好調のファビオに今シーズン一番のフィーリングというバニァイアは二人して早々にマルケス兄弟に前を行かれ後退。
ファビオについては金曜にタイヤを使いすぎ、決勝レース用にニュータイヤを残す必要があったためフロントはユーズドタイヤ。
そのせいか10ラップ目に転倒。バニァイアについては相変わらず原因は不明。一方、予選2列目からスタートの
ベッツェッキは3位獲得。予選さえ上手く行けば表彰台に上がれることを証明する結果。
ではスプリントレース結果・・・。

尚、決勝レースの模様はG+で本日29日(日)17:45から生放送予定。
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