モト3で0周リタイアに終わった「佐々木歩夢」。多重クラッシュに巻き込まれ、その後も連続して事故が発生したため
赤旗かと思いきや、何故かそのままレースは続行される・・・。
レンタルのレーシングスーツに無地のアライヘルメット。「立ち上がれ 佐々木歩夢っ!」
そして、モト2が終わったところで突然、雨が降り出す。。。(これでロレンソは終わった)
雨雲の行方を追い、スタート時間を20分ほど遅らせ、いよいよスタートが切られる。
予想通り、ドゥカティの2台は速い。鈴木が出遅れたことが意外でロレンソは予想通り後退しツーリング走行。
ロッシとイアンノーネのバトルが始まり、その後ろでドビが様子を窺っているのがよく分る先頭集団。
いくつかのバトルの末、ロッシが先頭に出たところでいよいよドビが張り付く。
この日、ロッシはストレートスピードとコーナー立上りにおいてM1機より優れているGP16と、2度も戦うはめになる。
後ろではイアンノーネにマルケスにクラッチローが転倒。棚ボタでツーリング走行のロレンソが3位につける。
そして、ロッシがミスを犯したところで抜け目なくドビが先頭へ踊り出し、ロッシを一気に引き離す。
イアンノーネとのバトルでロッシのM1機のフロントタイヤはタレ、既に限界なのか・・・。
若しくはチャンピオンシップ2位を確保できたからなのか、リスクを犯さない走りに徹するロッシ。
これで今季9人目の優勝者。本当は今シーズンの前半戦で勝ててた筈が運がなかったドビ。
チームクルーの歓びようが印象に残る。
さぁ~残るはワークスライダーで唯一勝ってないのは「エスパー鈴木」のみ。残るは最終戦バレンシアのみ。
では決勝結果。。。
2. Valentino Rossi ITA Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 42m 30.448s
3. Jorge Lorenzo ESP Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 42m 39.257s
4. Hector Barbera ESP Ducati Team (Desmosedici GP) 42m 47.249s
5. Loris Baz FRA Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 42m 48.686s
6. Maverick Viñales ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 42m 50.265s
7. Alvaro Bautista ESP Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 42m 53.162s
8. Jack Miller AUS Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V) 43m 0.079s
9. Pol Espargaro ESP Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 43m 1.037s
10. Danilo Petrucci ITA Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 43m 1.613s
11. Marc Marquez ESP Repsol Honda Team (RC213V) 43m 3.813s
12. Eugene Laverty IRL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 43m 3.971s
13. Aleix Espargaro ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 43m 4.230s
14. Bradley Smith GBR Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 43m 12.942s
15. Scott Redding GBR Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 43m 17.112s
16. Hiroshi Aoyama JPN Repsol Honda Team (RC213V) 43m 19.998s
17. Stefan Bradl GER Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 43m 20.117s
18. Tito Rabat ESP Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V)* 43m 22.224s
Andrea Iannone ITA Ducati Team (Desmosedici GP) DNF
Cal Crutchlow GBR LCR Honda (RC213V) DNF
Yonny Hernandez COL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) DNF