何やら土花亭のキッチンの方から「カッシャ~ん」と不吉な音が聞こえたかと思ったら、暫くして今度は
掃除機の音がし出す・・・。(まぁ~、想像はつきますねぃ。何か落として割ったんでしょ、多分)
って、ことでキッチンへお伺いに行くとぉ?土花吉の妻:「急須の蓋、落として割ってもた・・・(悲)」(やっぱり)
んで?どんなん?粉々?破片は?ってな質問をすると「細かい破片は掃除機で吸ったし、大きな破片は残しておいた」
ってな話。袋に入った残骸を確認してみると大きく三つに割れた破片と、小さな破片が二つ程。
仮組みしてみると、9割以上は揃うということで、「金継ぎでもしてみる?」ってことで又もやの無謀な行為へ。
以前の「深川の金継ぎ」の欠けた部分の金継ぎとは訳が違う「金継ぎ」の次の段階、正しく本格的な「金継ぎ」。
二日掛かりで何とか継いでみたのがコレ。。。
未だ修正とクリーニングはしてないけど、何となく継げた?感じ?
ここまで来ると、漆をいかに細く薄く塗るのが難しいかが分かる・・・。(細い筆が欲し----ぃ)
そして、裏側は悲惨なもんです。五分割の破片の組み合わせですわ。(笑)
後は、もう一日乾燥させて、少し修正してからクリーニングを施して完成で延べ三日間掛かりの「金継ぎ」
そんで持って、何処のお家にもあるような急須に金継ぎを施した土花亭の急須がこれ。
土花吉の妻曰く「金継ぎのせいで高級な急須になったような?」