団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

予想超す4129万キロワット 東電、震災後最大の使用量

2011-06-22 22:26:11 | 日記

 東日本を中心に高気圧に覆われ東京都などが初の「真夏日」となった22日、東京電力管内の電力使用量は気温の上昇とともに増加した。

午後4時台には4129万キロワット(速報)を記録。東電は22日のピーク時の使用量を3990万キロワットと予想していたが、100万キロワット超上回った。

21日の3809万キロワット(確報)を上回り、東日本大震災後最大となった。気温の上昇でエアコンなどの使用が増えたとみられる。2011年6月22日20時2分 ]


難病治療への道を切り開く新世代抗体医薬

2011-06-22 22:15:17 | 日記

「免疫」システムを利用した画期的技術の登場

がんやリウマチなど、これまで治療することが難しいとされてきた病気に対し、「抗体医薬」という新しい薬を使った治療法が広がりつつある。抗体医薬とはどういう薬なのか、これまでの薬と何が違うのか。そして、抗体医薬の薬効を高め、治せる病気が増えると期待が集まる新技術の存在。難病治療に挑む新世代抗体医薬の最先端を紹介する。

 「がん細胞を狙い撃ち」「悪玉細胞を標的にした抗体医薬」−−。こんな見出しの記事を見かけたことが、おありだろう。

 今、がんや関節リウマチなど、これまで治療が難しく、場合によっては命を奪われる病気の治療が、「抗体医薬」という新しい薬によって少しずつ進歩し、治るケースも増えている。

 例えば、現在、がんの治療に使われている抗体医薬には、血液がんの一つである悪性リンパ腫の治療に使われるリツキシマブ、乳がんの治療に使われるトラスツズマブ、大腸がんの治療に使われるセツキシマブなどがある。このほか、関節リウマチ、気管支喘息、加齢黄斑変性など難治とされる病気の治療にも使われており、現在、日本では15種類以上の抗体医薬が医療現場で使われている。

がん細胞の中の分子を狙い撃ち

 がんの治療で主に使われているのは「抗がん剤」という薬。これらの多くは、がん細胞に直接作用して、がん細胞が増えたり転移したりすることを止めることで、がんを抑えようという薬だ。しかし、抗がん剤は正常の細胞にも同じように作用してしまうため、吐き気や嘔吐、口内炎、全身の倦怠感や筋肉痛、手のしびれ、脱毛など、さまざまな副作用があり、病気とは別の苦痛を患者に与えることもあった。

 これに対して、がんの抗体医薬は、がん細胞にのみに存在するマーカーや、がん細胞を増やしたりがん細胞に栄養を送る血管を作ったりする上で重要な役割を担っている物質(分子)を研究によって見つけ出し、それを狙い撃ちするために作られた薬である。つまり、最初から「こうすれば、がん細胞のみを攻撃することが可能なはずだ」と設計して開発した薬剤なのである。そのため、正常な細胞に与える副作用が小さくて済むと考えられる。

 がんのほか、リウマチ、喘息などの病気で、その病気に関わる分子を標的にした薬を「分子標的薬」と呼んでいる。分子標的薬の中でも、抗体と呼ばれるたんぱく質を用いて病気にかかわる分子のみを認識するのが「抗体医薬」である。抗体は、人間の体が元々持っている、異物を排除する「免疫」の仕組みの一つであり、自分自身の病気を治癒する力を利用した薬だといえるだろう。

 抗体医薬が、がん細胞を攻撃するメカニズムにはいくつかあるが、代表的なのは以下の3つである。「中和作用」「ADCC活性」「CDC活性」だ。いずれも、人間の免疫反応をうまく利用した方法である。

 中和作用は、がん細胞などの増殖を刺激する物質が細胞に結合する前に、抗体が先回りすることで、がん細胞などの増殖をブロックする作用である。

 ADCCは「抗体依存性細胞傷害」という難しい言葉の略語。これは、標的とするがん細胞に抗体が結合すると、その抗体がさらに「免疫細胞」を呼び寄せ、その免疫細胞が、抗体と結合している標的を殺傷するという仕組みだ。この免疫細胞には、病原体(ウイルスや細菌など)を捕食し消化してしまう「マクロファージ」や、主にがん細胞を攻撃し殺傷する「NK細胞」がある。

 CDCは「補体依存性細胞傷害」の略で、がん細胞に抗体が結合すると、その抗体に血液の中にある「補体」というたんぱく質が結び付き、標的の細胞を破壊するものである。

遺伝子工学によって抗体医薬が実用化

 こうした方法によって、抗体医薬は、がんやリウマチなど、病気の元となっている細胞の表面の分子(抗原)を、ピンポイントで狙い撃ちできるため、今でこそ、高い治療効果や副作用の軽減が見込めると期待されているが、「紆余曲折を経て、ようやくここまでたどり着いた」と協和発酵キリンの設楽研也氏は振り返る。

 設楽氏が入社した1980年代は、バイオテクノロジーが最初のブームを迎えており、「抗体によって、がんを治すことができると、どの研究者も信じていた。抗体は“Magic Bullet(魔法の弾丸)”と呼ばれていた」(設楽氏)。

 しかし、試験管の中や動物では治療効果があった抗体も、人間の体では思うような効果が得られず、世界中で行われた臨床試験はことごとく失敗に終わった。これは、抗体を作るためにハツカネズミ(マウス)を使っていたため、そのマウス抗体自身が、人間にとっては「異物」と認識され、免疫によって排除されてしまったからである。

 その後、遺伝子工学の発展などによって、マウスの抗体を人間の抗体のタイプに作り替えられるようになり、抗体を医薬品として使うことが可能になった。

 それでも「今の抗体医薬ではまだまだ不十分」と設楽氏。最大の課題は、標的の細胞や病原体を攻撃し殺傷する力をより強くしたいということだ。製薬企業やバイオベンチャーは、抗体の力を向上させる研究を進めているが、実用化に近づいていて、抗体の力を著しく高めることができる技術が、協和発酵キリンの研究チームが開発した「ポテリジェント」と呼ばれるものである。

偶然の発見から新世代の抗体医薬へ

設楽研也氏
薬学博士
協和発酵キリン
執行役員 知的財産部長

 実は、ポテリジェント技術は偶然の発見だった。

 1990年代後半、協和発酵キリンの研究チームは、ある抗体医薬の開発を行っていた。ラットの細胞から作った抗体が効果を示すことを確認し、いよいよ本格的な開発に進むため、細胞の種類を変えた途端、効かなくなってしまったのである。

 チームのショックは相当なものだったが、抗体のADCC活性が下がっていることが判明した。次に、なぜADCC活性が下がったかを分子レベルで調べたところ、抗体の糖鎖構造の根元に、「フコース」という糖があるかどうかが原因だと分かった。

 そして、このフコースを除くことで抗体のADCC活性が上がり、攻撃力が格段に高まることが、実験段階ではあるが確かめられた。さらにフコースを除くという操作は、同様にADCC活性を持つ多くの抗体のはたらきを高めることも分かった。

 最終的に協和発酵キリンの研究チームは、抗体を作ることができる細胞を開発することに成功した。そしてこの技術を「抗体の潜在能力をスマートに引き出す」という意味を込めて「potency / potential+intelligent=ポテリジェント」技術と名付けたのである。現在では、世界の17の製薬会社やバイオベンチャーにこの技術が導出されていて、新世代の抗体医薬の開発が進んでいる。まさにプラットフォームの技術ということができる。

 論理の積み重ねだけではなく、想定外の失敗とその検証が、全く新しい技術を生み出したのである。設楽氏は「ポテリジェント技術によって、抗体医薬はがん、自己免疫疾患など限られた病気だけはなく、難病といわれるいろいろな病気の治療に使われるようになるだろう。」と期待を膨らませている。


抗体医薬のトップランナー、協和発酵キリン

日本の医薬品市場では、がんなど治療方法が確立されていない難病の治療へのニーズが高まっている。このニーズに応える有力な治療法と期待されているのが、抗体医薬。抗体医薬を独自に開発できる日本企業は、協和発酵キリンなど数社しかない。協和発酵キリンでは、血液がんの治療に使う抗体を始め、7つの抗体医薬の臨床試験を実施している。ポテリジェント技術のように、世界の製薬企業から求められる技術も有するなど、抗体医薬開発のトップランナーとしての地位を固めつつある。

制作/ダイヤモンド社企画制作チーム


「電力買取り法」の問題点---みんなの党 渡邊喜美

2011-06-22 21:34:12 | 日記
  電力買取り法はあの3・11当日閣議決定された。つまり、震災前の企画立案で、ドイツの固定価格買取り制度を模倣したもの。電力会社に一定量の自然エネルギー導入を義務付ける従来のRPS法を廃止し、利用者に賦課金支払いを請求できるようにしたところが、目新しい。

 菅内閣では珍しいことだが、民主党の09年マニフェストに載っているものを実現しようという法案だ。3ヵ月以上も放置しておいて、突然、クローズアップしたのは、孫正義氏におだてられたせいだろう。

エネルギー政策3点セット

 みんなの党は、脱原発依存と自然エネルギーの拡大を目指すが、この法案はいくつか検討を要する点がある。

 第一に、法案レベルでは出てこないが、経産省の検討では「全量買取り」を原則としつつ、「住宅用・10kw未満の設備については引き続き余剰電力買取り」とされている。この点はどう考えるのか?

 第二に、電力会社は、「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれ」があるときは、設備を送電網に接続することを拒絶できることになっている(法案5条1項2号)。

 計画停電をやる時などは、自然エネルギー電力も止めてしまうということ(!!)。電力会社はこれまで「安定供給への支障のおそれ」と称して、「逆潮流の防止」なる保安院の通達を錦の御旗に、新規参入を阻み続けてきた。こうした運用を更に続けるのか?

 第三に、この買取制度による負担は、電力会社が負うわけではなく、電力料金を通じて利用者一般(事業者、家庭)が負担する。それでよいか。発送電分離による真の競争環境の導入・電力自由化、総括原価方式による過剰コスト体質の見直しをしないのか?

【以上、政策工房News Letter より】

 大震災の前に経産省が民主党に気を使って企画立案したものだが、9電力体制の地域独占や発送電一体を打破するような視点はない。いわば安全パイ。孫正義氏のような新規参入者にとっても固定価格買取制度はありがたい。

 みんなの党は、政府の東電賠償法案に対しては、東電破綻処理法案を出していく。これは、東電の社長が資金面で立ち行かなくなると書面で示しているのだから、一時国有化で解体型の事業再編を行い、賠償資金捻出と送発電分離・電力自由化を先取りするものだ。

 また、海江田大臣は、「原発の安全性について理解と協力を得たい」と強調するが、そんな言葉を誰も信じない。原発事故を大丈夫と強調しながら、後から不都合な真実が次々と出たから当然だ。原発緊急点検法案を出し、政府に対し国会監視の原発緊急点検を迫る。

 そして、原発住民投票・国民投票法案を検討している。原発の安全性について、国民の不安な気持ちが収まっていない。だから、上からの命令で原発を再開させるのではなく、国会の垣根を越えた草の根国民的議論をしたらよい。

 個別原発再稼動の是非を問う住民投票か原発政策継続の是非を問う国民投票、どちらがよいか検討が必要だが、国民的議論ができる投票制度を検討している。

 このエネルギー政策3点セットをもって延長国会で徹底議論したい。

今は必要なのは増税よりも減税

 菅延命政権の「復興増税」「社会保障増税」「財政再建増税」の「増税3段跳び」に対しては、「増税の前にやるべきことがあるだろう」というアジェンダを掲げて断固戦う。

 復興財源は、まず、議員歳費・公務員給与カット、10兆円を超える国債整理基金特別会計などのヘソクリ埋蔵金吐き出し、そして、足らず米は日銀による国債買い入れで調達できる。

 震災復興は、20兆円を超えるデフレギャップ(需給の差)を解消する絶好の機会だ。これができれば、日本は成長軌道に乗れる。おカネを惜しんではならない。増税を言った瞬間、予算はショボくなる。

 消費税や所得税を上げれば、お買い物をする人は、財布の紐を締める。法人税を上げれば、日本の超一流企業が本気で日本脱出を考えるだろう。

 今は必要なのは増税よりも減税。円高よりも円安政策。法人税をシンガポール並みにして、日銀の量的緩和を進めれば、日本の沈没は回避できる。

現代ビジネス みんなの党 渡邊喜美


石鹸から小麦運動誘発性アレルギー

2011-06-22 21:28:41 | 日記

旧 茶のしずく石鹸(昨年12月7日以前販売分)を
お持ちのお客様へ

日頃より弊社商品をご愛用頂きまして誠にありがとうございます。

さて、茶のしずく石鹸のうち、昨年12月7日以前に販売しておりました加水分解コムギ末(水解小麦末)を配合した商品(以下、旧商品)につきまして、加水分解コムギ末(水解小麦末)に由来すると思われる小麦アレルギーとなり、その後に、小麦含有食品(うどん、パンなど)を摂取して運動した際に息苦しさやじんましんなどのアレルギー症状(運動誘発性アレルギー)を起こしたと考えられる例があるとの報告が医療機関よりなされています。

運動誘発性アレルギーは、小麦食品でも発生しますし、発生頻度は非常に低いものと考えられていますが、旧商品をお持ちのお客様におかれましては、念のため、旧商品を使わないようにお願いします。加水分解コムギ末(水解小麦末)を含まない新商品と交換または返品対応させて頂きます。

また、旧商品を使用していた方で、小麦食品摂取後に息苦しくなるなどの運動誘発性アレルギーを経験した場合には、速やかに医師にご相談ください。旧商品を使用した時に鼻水、目の周りのかゆみ、息苦しさ、じんましん、しっしんなどのアレルギー症状が現れたことのある方は注意してください。なお、知人や同僚の方などと共同で購入されている場合は、共同購入された方にも上記の情報をお伝えください。

つきましては、お客様窓口(0120 - 11 - 22 - 66)までお気軽にご連絡ください。

なお、安心してお使い頂けるよう、現在販売しております新商品には、加水分解コムギ末(水解小麦末)は含まれておりませんので、引き続き美肌作りにお役立てくださいませ。


東大、色素増感型太陽電池で変換効率11.3%のセル試作

2011-06-22 21:24:31 | 日記

東京大学の瀬川浩司教授らの研究グループは、色素増感型と呼ばれる次世代太陽電池で光エネルギーを電気エネルギーに変換する効率が11・3%のセルを試作した。

 波長700ナノメートル以上の光を吸収しやすい色素を開発。同型太陽電池を考案したスイス連邦工科大学のマイケル・グレッツェル教授による世界最高変換効率12%に近づいた。今回開発した色素の性質に合わせて主要材料の一つの酸化チタンを改良することで、変換効率が12%を超える可能性があるという。

 新開発と既存の色素をそれぞれ使ったセルを重ね合わせた。大きさは4ミリメートル角。ブラックダイという色素を基に、分子構造の一部を塩素原子やリンを含む原子団で置き換えた。太陽光をどれだけ吸収し電子に変換したかを示す外部量子収率は波長800ナノメートルではブラックダイの約2倍。