団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

選挙のネット発言ゼロ、不祥事の海江田も除名処分が相当だ。 

2013-07-24 08:40:39 | 日記

民主党の海江田万里代表は23日、参院選東京選挙区で党公認候補ではなく、無所属候補を応援した菅直人元首相に対し、離党勧告する方針を固めた。24日に菅氏と会談して伝える。菅氏が拒否すれば、除籍(除名)処分も辞さない構えだ。

 民主党は公示直前、現職2人のうち大河原雅子氏の公認を取り消し、鈴木寛氏に一本化。菅氏は大河原氏を支援して事実上の分裂選挙になり、結果として両氏とも落選した。23日の党役員会では幹部から「また民主党がもめているとの印象を植え付けた」と菅氏への厳しい批判が相次いだ。

 一方、鳩山由紀夫元首相が6月、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「中国側からみれば、盗んだと思われても仕方ない」と発言した問題で、海江田氏は鳩山氏を除籍する意向だ。鳩山氏はすでに5月末に離党しているが、離党前にさかのぼって処分を検討する。
 朝日新聞社



安愚楽牧場:海江田万里氏も「広告塔」


 ◇経費の5割超を顧客勧誘に

 警視庁捜査2課などが18日、元社長、三ケ尻久美子(69)ら3容疑者を逮捕した「安愚楽牧場10+件」(栃木県那須塩原市、2011年8月に経営破綻)。

 三ケ尻容疑者らは巨額の資金を雑誌広告やテレビCMにつぎ込み、安愚楽牧場の知名度を高めることで顧客を増やしていった。

 「最初は信用していなかったが、経済評論家の海江田万里氏(現・民主党代表)が雑誌などに紹介記事10+件を書いていたので、安心した面もあった」。出資者の60代女性=川崎市多摩区=は振り返る。「おそるおそる50万円から始めた」が、大々的な宣伝を見聞きするうち「すっかり信用するようになってしまった」という。最終的には夫と2人で計2500万円以上を出資した。

 安愚楽牧場の08年度の決算報告書によれば、顧客の勧誘にあてる広告宣伝費▽販売促進費▽募集費−−は計18億円を超え、経費全体の52・6%を占めた。同社の財務状況に詳しい大黒崇徳税理士は「オーナーを集めないと金が回らなくなっていたため、広告に金をかけていたのではないか」と分析。04年度以降、経費の半分以上が勧誘関連とみられる出費で占められるという。

 複数の週刊誌やビジネス誌、女性誌などに次々と広告や記事が掲載された他、「大御所芸能人の取り寄せグルメ鉄板リスト」と題して有名歌手が同社のビーフカレーを推薦する記事もあった。

 海江田氏は、1993年に衆院議員として初当選するまで経済評論家として活動。同牧場を「知る人ぞ知る高利回りの利殖商品」とたびたび紹介していた。今年2月には同氏の著書や記事10+件を読んで損害を被ったとして出資者30人が約6億円の損害賠償を求めて提訴。海江田氏は「執筆と損害との因果関係が不明で、法的責任はない」と争う姿勢を示している。毎日新聞 2013年06月18日 11時49分【
浅野翔太郎、福島祥】

三菱ケミカル、透明太陽電池の試作品開発-採光しながら窓で発電

2013-07-11 21:38:13 | 日記
三菱ケミカルホールディングス(HD)は向こう側が透けて見えるシースルー型の有機薄膜太陽電池の試作品を開発した。光を電気に変えるエネルギー変換効率は約5%。大規模ビルの窓などに貼れば採光しながら発電できるため、建材メーカーやビル施工業者などにプレマーケティングを始めた。
シースルー型有機薄膜太陽電池の試作品
 有機薄膜太陽電池は厚さが1ミリメートル以下と薄くて軽いのが特徴。折り曲げも可能なため、現在主流の結晶シリコン型太陽電池パネルが設置できないビルの窓や壁を使った発電が可能になる。13年5月からは福岡県の北九州市役所に同HDの有機薄膜太陽電池を使ったロールスクリーンの使用が始まっており、今回、採光が可能なシースルー型の試作品も公開した。
 ビルの窓や壁で発電できるようになれば省エネ基準に適合した建築物を建設できるため、ロールカーテンやブラインド、窓用フィルムなどに加工可能な有機薄膜太陽電池の需要増が見込める。


「技術革新力」日本22位…スイス3年連続首位

2013-07-02 21:29:10 | 日記
【ジュネーブ=石黒穣】世界知的所有権機関(WIPO)は1日、産業発展の原動力となる「技術革新力」を国ごとに比較した2013年版のランキングを発表した。

 日本は142か国・地域のうち22位で、昨年の25位から三つ順位を上げた。1、2位はスイス、スウェーデンの順で昨年と変わらなかった。3位英国、4位オランダ、5位米国と続いた。

 このランキングは人材育成、研究開発投資、特許出願数、科学技術論文発表数など約80項目について国別に点数化し、比較。日本は「起業のしやすさ」などで評価が低く、商標登録数が少ないなどの弱点が示された。アジアでは、香港7位、シンガポール8位、韓国18位、中国35位などだった。


(2013年7月2日21時23分 読売新聞)

【プロ野球】統一球導入の本来の目的「国際試合への対応」は、そもそも不可能だった

2013-07-02 21:21:25 | 日記
スポーツの枠を飛び越え、一般ニュースとして連日取り上げられたプロ野球の「統一球」問題。6月28日には都内で第三者委員会の初会合が開かれたものの、内容に関しては非公開。9月末の最終報告書提出まで、すべては伏せられたままになりそうだ。

この第三者委員会による調査がどこまで真相に迫るかはともかく、これをもって「一応の解決」となるだろう。昨シーズンよりボールが飛ぶようになって、打撃戦も増えた。その影響があったかどうかは不明だが、交流戦終了時点での観客動員数がセ・パともに昨年より伸びたこともあり、12球団も「めでたしめでたし」で収束させるかもしれない。

しかし実は、最も重要なポイントはほかにある。問題の発覚後、楽天のエース・田中将大が、それを見事に言い表している。

「(統一球は)『国際試合に違和感なく入れるように』ということで採用したのに、今は打球が飛ぶ、飛ばないの話になって論点がずれている。今年のWBCのボールも、統一球とは触り心地が全然違った。(導入は)意味がなかったのかな、と思う」


国際試合で使用されるボールは、日本のプロ野球で使用していたボールとは革質が異なり、「滑りやすい」との声が選手から多く上がっていた。当然、投手も野手もスローイングに微妙なズレが出てしまい、結果、故障にもつながりかねないという懸念があった。

こうした点を改善すべく、球団間で異なっていた使用球を、国際球に近づけたボールで“統一”しようというのが、統一球導入の本来の趣旨だったはずだ。田中投手が言うように、飛ばないボールにすることが目的ではなかったのである。

ところが、今年3月の第3回WBCでも、相変わらず投手たちから違和感を訴える声が続出した。

「それでも内海(巨人)や田中らは前回大会の経験があるので、まだなんとか対応できていました。しかし、国際大会初参加の牧田(西武)や森福(ソフトバンク)などは、最後まで本来の投球ができなかったと漏らしています」(スポーツ紙デスク)

野球用具メーカー関係者は、旧来の使用球と統一球の違いをこう説明する。

「日本の従来のボールは上質の牛革を使用していて、手にしっとりなじむような感覚だった。統一球は滑る国際球に近づけるため、わざわざ革のグレードを落とすなどの対策をした」

しかし、それもムダな努力だった。第3回WBCの某スタッフは、今年1月の時点でこんな不安を口にしていたという。

「もし同じボールだとしても、日本のドーム球場と、アメリカ西海岸の乾燥した屋外型球場とでは握ったときの感覚はまったく違う。

日本の統一球と国際球はメーカーも違うし、違和感がなくなるとはとても思えない」

元も子もないが、風土が異なるのだから同じボールでも使用感までは統一できない。まして、製造メーカーを統一する気もなかったのだから、違和感があって当然。「国際試合に違和感なく臨むための統一球」をつくること自体、最初から不可能な話だったのだ。