三菱電機は鉄道車両の回生エネルギーを駅舎の電力に使う駅舎補助電源装置の実証試験で、駅で消費される電力のうち1日当たり約600キロワット時の省エネ効果を達成した。東京メトロ東西線の妙典駅に装置を納入し、実際に運用して試験した。
今回の装置は「S―EIV」。鉄道車両のブレーキ時に発生した電力をS―EIVが回収し、照明や昇降機など駅設備に利用する仕組み。電力を効率的に利用でき、省エネにつながる。今回の試験により、一般家庭約60世帯分の消費電力を削減できたという。
SiC(炭化ケイ素)パワーデバイスを採用し小型軽量化を実現。駅のホームなど限られたスペースでも設置できる。回生電力を交流に変換する際、異常振動や高調波の発生を防ぐ。監視操作盤でS―EIVの操作や運転状態の監視、電気量の計測値表示を行え、監視員の負担を減らせる。
今回の装置は「S―EIV」。鉄道車両のブレーキ時に発生した電力をS―EIVが回収し、照明や昇降機など駅設備に利用する仕組み。電力を効率的に利用でき、省エネにつながる。今回の試験により、一般家庭約60世帯分の消費電力を削減できたという。
SiC(炭化ケイ素)パワーデバイスを採用し小型軽量化を実現。駅のホームなど限られたスペースでも設置できる。回生電力を交流に変換する際、異常振動や高調波の発生を防ぐ。監視操作盤でS―EIVの操作や運転状態の監視、電気量の計測値表示を行え、監視員の負担を減らせる。