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東大、色素増感型太陽電池で変換効率11.3%のセル試作

2011-06-22 21:24:31 | 日記

東京大学の瀬川浩司教授らの研究グループは、色素増感型と呼ばれる次世代太陽電池で光エネルギーを電気エネルギーに変換する効率が11・3%のセルを試作した。

 波長700ナノメートル以上の光を吸収しやすい色素を開発。同型太陽電池を考案したスイス連邦工科大学のマイケル・グレッツェル教授による世界最高変換効率12%に近づいた。今回開発した色素の性質に合わせて主要材料の一つの酸化チタンを改良することで、変換効率が12%を超える可能性があるという。

 新開発と既存の色素をそれぞれ使ったセルを重ね合わせた。大きさは4ミリメートル角。ブラックダイという色素を基に、分子構造の一部を塩素原子やリンを含む原子団で置き換えた。太陽光をどれだけ吸収し電子に変換したかを示す外部量子収率は波長800ナノメートルではブラックダイの約2倍。


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