団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

幼保一体化

2010-06-29 09:29:34 | 日記

幼稚園教諭と保育士、資格統合へ=13年度の「こども園」創設に併せ―政府検討


 政府が、幼保一体化を推進するため、2013年度をめどに幼稚園教諭と保育士資格の統合を検討していることが28日、分かった。幼稚園と保育所の機能を兼ね備え、親の就労状況に関係なく子どもを預けられる「こども園」制度の創設に併せて実施する考え。現状では新資格を創設する案などが浮上している。政府は教職員免許法や児童福祉法を改正する方針だ。
 現在、幼稚園は幼児教育を重視する教育施設、保育所は共働き世帯の子を受け入れる児童福祉施設と位置付けられ、教職員の資格も別々になっている。ただ、保育所でも3~6歳児に対して幼児教育を行っており、教育面で両施設の区別はなくなりつつある。
 具体的な資格統合に際しては、両方の資質を兼ね備えた「こども士」といった新資格を創設する案がある。また、幼稚園教諭と保育士の資格を残したまま、取得カリキュラムを共通化する考え方もある。現行だと、幼稚園教諭には一種、二種などがあり、二種の場合は短大などで62単位以上の取得が必要。一方、保育士は68単位以上取得することが条件となる。一部の短大では両方の資格を取得できるカリキュラムを編成しているが、学生の負担感は大きかった。このため、カリキュラムの共通化で、より資格を取りやすくする。


オンライン公営墓地

2010-06-28 22:08:04 | 日記
土地不足の香港、オンライン公営墓地が登場

香港食物環境衛生署(FEHD)は10日、死者を悼んで行われる現地の習慣に対応したオンライン墓地を開設した。深刻な墓地不足に悩む香港では、遺族が遺骨を海や共同墓地に散骨するケースが多い。この新サービスは、墓地を確保できず、死者を追悼する場所のない人に最適だ。



このサービスは、公共火葬場で火葬、公共墓地や指定された香港海域で散骨、公共の地下墓室に遺骨を保存、公共墓地に埋葬など、FEHDが提供する5つのサービスのいずれかを利用した人の遺族なら誰でも利用可能だ。



登録方法は簡単で、亡くなった人の氏名と性別を入力し、ドロップダウン・メニューからその人の葬儀に際して利用したFEHDのサービスを選択するだけだ。必要事項を入力すると、該当人物が本当に亡くなっているかどうかの確認が行われる。開設した追悼ページは公開、非公開を選択でき、非公開ページに「墓参り」するにはアクセスコードの入力が必要だ。また、追悼ページをツイッターやフェースブックに掲載することもできる。



同サイトには、果物や花、砂糖菓子、焼き豚、鶏の丸焼き、紙幣のさい銭のアイコンが用意されており、遺族はそれらのアイコンを用いてさまざまな香港式の追悼を行えるようになっている。しかし、どういうわけか線香のアイコンは用意されていない。


嫌気性消化装置で電気に変える

2010-06-28 22:05:04 | 日記
スコットランドの蒸留所で廃棄物を電力に変える試み


ブルイックラディ蒸留所はスコットランドのアイラ島に位置する(写真:Mark Reynier)


ロンドン(CNN) ウイスキー蒸留所で再生可能エネルギーを作りだす――スコットランドの個人経営の蒸留所が、新しいバイオガス発生装置を使って環境問題とエネルギー問題の2つを一気に解決しようとしている。



スコットランドのアイラ島で1881年からシングルモルトウイスキーを生産しているブルイックラディ蒸留所は、嫌気性消化装置を使って、ウイスキー生産過程で生じる廃棄物を電気に変える試みを今月開始する。



蒸留所のオーナー、マーク・レイニアー氏は、この取り組みで蒸留所の電力需要のおよそ8割を賄い、年間12万ポンドのコスト削減を目指している。



この廃棄物とは、蒸留過程で副次的に産出されるポットエールと呼ばれる液体だ。毎年、数十万リットルのポットエールがタンクローリーで汲み出され、パイプラインを通じてアイラ島東海岸沖のアイラ海峡に廃棄されている。



しかし、このポットエールの廃棄には年間およそ3万ドルものコストがかかる。さらにエネルギー価格の高騰も重なり、ブルイックラディ蒸留所はエネルギーの調達方法の再考を迫られていた。



有機性物質が無酸素状態で生分解される時に行われる嫌気性消化を活用し、この過程の最終生成物であるメタンガスを発電機に送り込み、グリーン電力に転換するという。



このバイオガスで発電する試みが成功すれば、これまで日常的に海に廃棄されていたポットエールが継続的に消化装置に送られ、発電に再利用されるという好循環を生む。



しかし、このブルイックラディ蒸留所の思い切った試みは、環境保全目的というよりも単に合理性を追求した結果だとレイニアー氏は語る。



「われわれは実際的な人間だ。こういう島で暮らしてみれば分かる」(レイニアー氏)


神経障害の仕組み解明

2010-06-28 21:31:15 | 日記

放医研・千葉大など、パーキンソン病類縁疾患で神経障害の仕組み解明




 放射線医学総合研究所の平野成樹客員協力研究員らや千葉大学はヒトの脳を調べ、運動障害や転倒などを引き起こすパーキンソン病類縁疾患で、神経系の障害メカニズムを明らかにした。
 陽電子放射断層撮影(PET)とPETでの画像化で目印となる化合物の開発で可能になった。神経疾患の治療薬の開発につながる。成果は科学誌ブレイン電子版に掲載された。
 認知機能が低下するアルツハイマー病では「アセチルコリン(AC)」という神経伝達物資がかかわる「コリン神経系」の障害が考えられている。運動障害や認知症を起こすパーキンソン病でも、アルツハイマー病と同様に脳内コリン神経系に障害があることがわかってきている。放医研では2009年に、パーキンソン病を発症してから認知機能の低下とともに、脳内の「ACエステラーゼ」という酵素の働きが低下することを示している。

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土壌の菌

2010-06-28 21:29:46 | 日記

東大、抗酸化物質の大量生産へ-土壌の菌から酵素発見




 東京大学の葛山智久准教授らは土壌に住む菌から、抗酸化作用や抗がん作用などで知られる「テルペノイド化合物」を作る新しい酵素を発見した。発見したのは、同化合物の原料となる「アセトアセチルコエンザイムA(アセトアセチルCoA)」を合成する酵素。この酵素が持つ遺伝子を使い、テルペノイド化合物の中間体「メバロン酸」を多く作れた。抗酸化作用を持つカロチノイドなどの大量生産につながる。
 アセトアセチルCoAはメバロン酸を経由して最終的にテルペノイド化合物になる。アセトアセチルCoAの合成に関して生体内では「チオラーゼ」という酵素だけがかかわるとされていた。
 土壌から採取した放線菌「ストレプトマイセス」から、「アセトアセチルCoA合成酵素」を発見。発見した酵素内の遺伝子「nphT7」とメバロン酸を合成するのに必要な遺伝子を、別の放線菌に入れた。

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