団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

スイス再保険、12億ドルの試算 東日本大震災の支払い (共同通信)

2011-03-21 22:33:25 | 日記

 【ロンドン共同】
災害など巨額の支払いに備えて保険会社が加入する再保険の大手、スイス再保険は21日、東日本大震災の被害に関連して支払う保険金が約12億ドル(約975億円)に上るとの試算を発表した

 同社の2010年12月期連結決算の純利益は8億6300万ドルで、単純計算では1年分の利益が吹き飛ぶ計算。

欧米の他の再保険会社も多額の負担を迫られる可能性がある。

支払いの対象は主に、地震や津波の被害を受けた商業施設や産業設備で、放射能汚染の被害は対象外。

スイス再保険は「正確な保険金の支払額を確定するには数カ月かかる」とした。


放水活動の消防隊員に謝辞「言葉にできない。ありがとう」石原都知事

2011-03-21 22:24:08 | 日記

2011.3.21 21:35  

18日に福島第一原発に出動した緊急消防隊東京都隊の第一陣と会話を交わし、目頭をおさえる石原東京都知事=21日午後、東京・西原(緑川真実撮影)

 福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。

 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。

 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。

 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。

 

都知事、消防隊への圧力に抗議

原発放水「速やかにしないと処分」-海江田氏発言か

時事通信 3月21日(月)17時56分配信

 東京都の石原慎太郎知事は21日午後、首相官邸で菅直人首相と会い、福島第1原発での放水作業をめぐり、政府関係者から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。都関係者は、発言は海江田万里経済産業相からあったとしている。

 石原氏は会談後、記者団に「現場の事情を無視して、(放水作業を)速やかにやれ(と指示があった)。やらなければ処分する、ということを上から言ってはいけない」と強調。さらに、「担当大臣か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなばかなことを言ったら戦が戦にならない。絶対言わせないでください」と首相に申し入れたことを明らかにした。

 また、同隊が使用した放水車の連続放水能力は4時間が限度だったが、政府側の指示で7時間連続で放水したため、石原氏は「完全に壊れた」と説明した。
 一方、枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で「これから調査する」と述べるにとどめた。

原発特集でAERAが謝罪 「放射能くる」表紙に苦情

2011-03-21 22:19:52 | 日記

放射能がくる」とのタイトルで防護マスクの写真を表紙で大きく掲載した19日発売の週刊誌「AERA(アエラ)」3月28日号に対して苦情が寄せられ、出版元の朝日新聞出版が21日までにインターネット上で謝罪した。同社は、短文投稿サイトのツイッターとホームページで「編集部に恐怖心をあおる意図はなく、福島第1原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりおわび申し上げます」との謝罪文を掲載した。同社管理部によると、同誌の表紙と、同じ写真を使用した同誌の広告に対して、ツイッターなどを通して「恐怖心をあおっている」などの苦情が編集部などに寄せられたため、謝罪を決めた。


「必要以上の募金、他国への支援に」 日本ユニセフ協会方針に異論も

2011-03-21 22:16:36 | 日記

東北関東大震災への募金をめぐり、日本ユニセフ協会(東京都港区)の方針が話題となっている。同協会は「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力」があった場合、「他国での自然災害などによる緊急支援に活用させていただくことがある」とことわっている。この情報が断片的にインターネット上で紹介され、「おれの募金はアフリカへ行くのか?」などとちょっとした騒動になっている。

   日本ユニセフ協会は、2011年3月16日付で協会サイト内に「東日本大震災(東北関東大震災)への、日本ユニセフ協会ならびにユニセフの対応について」という文書を掲載した。

「被災者のための募金がアフリカに」

   同協会によると、通常行っている募金は、主に開発途上国の支援活動に使われているそうで、国内の緊急支援活動を実施するのは、1959年の伊勢湾台風以来だという。

   3月16日の文書では、今回の大震災への募金を受け付ける口座を設置したことを報告し、「こちらでお預かりした募金は、全額、子どもたちを中心とする被災者の方々への支援に活用させていただきます」としている。

   この後ただし書きが続き、「なお、当緊急支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合(被災者の皆さまへの支援が行き届き、ユニセフと日本ユニセフ協会が提供できる内容の支援が被災地では必要ないと判断される場合)ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います」とことわっている。

   このただし書き部分が断片的にネット上に伝わり、ツイッターや2ちゃんねる、個人ブログでは、「義援金は全額使わず、アフリカとかに回す」「被災者のための募金がアフリカで使われる」などの反発が相当数出ている。「『これ以上被災地に必要ない』って誰がどういう基準で判断するんだ?」という疑問の声もある。

「どこが問題なんだ?」の声も

   一方で、「(日本ユニセフ協会方針の)どこが問題なんだ?」「嫌ならほかの団体に寄付すればいいだけの話」といった「擁護論」もある。「(他国支援へ回す可能性は)募金活動開始直後に言うのではなく、状況が少し落ち着いてからにすれば良かったのに」という指摘もあった。

   J-CASTニュースは3月20日、日本ユニセフ協会に何度か問い合わせてみたが、連絡が取れなかった。

   日本ユニセフ協会は現在、赤松良子・元文部大臣が会長を務めている財団法人だ。同協会サイトによると、「ユニセフ(国連児童基金)の趣旨に則り、児童の福祉増進に寄与するため(略)国民による国際協力の実施を促進すること」を目的としている。また、「あくまで国内の組織で、国連組織ではない」とも説明している。1977年、正式にユニセフの(日本)国内委員会として認められたという。


「ゆっくり眠れる場所あって人間は心から笑える」

2011-03-21 22:13:22 | 日記

今回の大震災を受けて、多額の寄付を明らかにするタレントが増えている。著名なタレントでも、多くの被災者のファンから支えられている。これまでと同じような芸能活動を続けるだけなら、何もしていないのと同じではないか、身銭を切るべきではないか、という考えも出ている。

   コメントなしで2億円を寄付した久米宏さん(66)のような人もいる。とはいえ、寄付表明しないタレントに対し、ビートたけしさん(64)は、自戒を込めてこう語っている。

「ゆっくり眠れる場所あって人間は心から笑える」

たけしさんが苦言
たけしさんが苦言
「こういう時にさ『芸人は被災地に笑いを届けることしかできない』なんて意見もあるけどさ、そういうのは戯言でしかないんだよね。メシがちゃんと食えてさ、ゆっくり眠れる場所があって、初めて人間は心から笑えるんじゃないかな」

   東京スポーツの2011年3月19日発売号で、インタビューに答えたものだ。たけしさんは、こういう時には、芸人は何にもできず、粛々とするしかないと指摘。震災が何とか落ち着いて立ち上がっていこうという時になって初めて、芸人が役に立つとした。この言葉は、プロ野球セ・リーグの開幕強行問題に通じるところがあるかもしれない。

所ジョージとともに被災者の支援団体に1000万円寄付

   そのうえで、たけしさんは、親交のある所ジョージさん(56)とともに、被災者の支援団体に1000万円の寄付金を出し合うことを明らかにした。「被災者のために何かできることやろうよ」というジョージさんの一言が決め手になったといい、不足の物資や衣料品などを購入してもらうのに充てたいとしている。

   もっとも、寄付表明をしていなくても、タレントの多くがイベントや街頭などで募金活動をしているようだ。ただ、ギャラの有無などははっきりしない場合も多く、ビートたけしさんも、「そういうのも違うんじゃないかなと思ってる」とインタビューに答えている。