団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

「ヨウ素入りうがい薬飲まないで」 研究所「効果なく有害」

2011-03-15 20:40:47 | 日記

放射線「身体に影響を及ぼすレベル」 住民はどうすれば身を守れるか

東京電力福島第1原発で1号機、3号機で水素爆発が起こったのに続いて、4号機でも火災が発生した。菅直人首相は2011年3月15日11時過ぎに開いた会見で、「さらなる放射性物質の漏えいの危険が高まっている」と警告。周辺住民が被ばくするリスクが現実味を帯びてきた。このような状況で、周辺住民はどのように行動すれば良いのか。

   3月15日、福島第1原発3号機付近で400ミリシーベルト、4号機で100ミリシーベルトの放射線が測定された。この400ミリシーベルトという数値は、一般人の年間被ばく線量限度の400倍にあたる。

外気を取り込むエアコンや換気扇の利用も避ける

   このことを受け、菅首相は周辺住民の避難指示の範囲はこれまでどおり半径20キロとする一方、半径20キロから30キロの住民に対しては

「外出しないで、自宅や事務所など、屋内退避をするようにしていただきたい」

と呼びかけた。

   枝野幸男官房長官も、

「1ミリシーベルトは、1マイクロシーベルトでは単位が違う。これらの数字が身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」

と発言している。

   では、このような事態で、周辺住民はどのように行動すればいいのか。原子力安全・保安院が発行した「防災のしおり」などからまとめた。

   屋内にとどまる際は、家中の窓を閉め切り、外気を取り込むエアコンや換気扇の利用も避けることが必要だ。食品には、フタをしたりラップをかけたりする。飲料水は、密閉容器に確保する

口や鼻をぬれたタオルでふさぎながら移動

   今後、避難指示の範囲が広がって避難することになった場合、電気を消し、ガスの元栓を締めた上で、窓やドアを閉め、鍵を掛ける。放射性物質の吸い込みを避けるため、口や鼻をぬれたタオルでふさぎながら移動する。服装は肌が露出しないもの、例えばフード付きのコートなどが望ましい。避難袋の中には、懐中電灯、携帯ラジオ、着替えなどを入れる。

   また、大量に取り込むと甲状腺がんのリスクがあるヨウ素については、非放射性のヨウ素剤を事前に飲めば、甲状腺に取り込まれることをある程度防ぐことがある。

ヨウ素剤は役場や保健所に保管されており、避難所に配布される場合もあるが、年齢によって服用量が異なり、副作用がある場合もあるため、専門家の指示に従うことが必要だ。
 

「ヨウ素入りうがい薬飲まないで」 研究所「効果なく有害」

東京電力福島第1原発の一連の事故を受け、放射線医学総合研究所(千葉市)が、ヨウ素を含むうがい薬などを飲まないで、と注意を呼びかけている。2011年3月14日に同研究所サイトで公表したものだ。「ヨウ素」に関して根拠のない情報がインターネットなどで流れている、と指摘している。

   放射性ヨウ素が大量に体内に入った場合の健康への影響を減らすため、避難所などで医師が「安定ヨウ素剤」を処方することがある。

ネット上では、市販では入手できない「安定ヨウ素剤」の代用として、ヨウ素を含んだヨードチンキやうがい薬などを飲むことを勧める情報もあるという。

同研究所では、うがい薬などは内服薬ではないため、「有害な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれる」と注意している。また仮に飲んでも「ヨウ素含有量が少なく」効果はないとしており、代用として飲むのは「絶対にやめてください」と訴えている。

   ほかにも、ヨウ素を含むわかめなどの海藻類についても、「十分な効果がありません」と指摘している


【東北電力】計画停電、16日~18日の予定

2011-03-15 20:15:28 | 日記

【東北電力】計画停電、16日~18日の予定 (J-CAST)

記事写真
写真1
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   東北電力が2011年3月15日夕発表した資料によると、16日から18日までの計画停電の予定は以下の通り。下記市町村の一部のエリアとなる予定。


■3月16日、9時~12時
●第1グループ
【山形県】
米沢市,長井市,南陽市,高畠町,川西町,飯豊町,上山市
【新潟県】
新潟市中央区,新潟市東区,新潟市西区,新潟市江南区,新潟市南区,新潟市西蒲区,阿賀町,阿賀野市,長岡市,三条市,燕市,出雲崎町,弥彦村

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/gaiyou1.pdf


●第2グループ
【青森県】
弘前市,五所川原市,黒石市,つがる市,平川市,鯵ヶ沢町,鶴田町,板柳町,中泊町,深浦町,西目屋村,大鰐町,藤崎町,田舎館村,青森市,森田村,岩木町
【新潟県】
新潟市秋葉区,新潟市江南区,新潟市中央区,新潟市西蒲区,新潟市西区,新潟市南区,三条市,長岡市,加茂市,見附市,燕市,五泉市,阿賀野市,田上町

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g2_0316.pdf


■3月16日、17時~20時
●第3グループ
【山形県】
山形市,新庄市,村山市,東根市,天童市,尾花沢市,寒河江市,最上町,舟形町,河北町,大石田町,西川町,大江町,小国町,中山町,真室川町,金山町,鮭川村,戸沢村
【新潟県】
新潟市北区,新潟市東区,新潟市中央区,新潟市江南区,村上市,胎内市,新発田市,阿賀野市,聖籠町,阿賀町,関川村

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g3_0316.pdf


●第4グループ
【秋田県】
横手市,湯沢市,由利本荘市,にかほ市,羽後町,大仙市,美郷町
【新潟県】
魚沼市,南魚沼市,長岡市,小千谷市,柏崎市,湯沢町

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g4_0316.pdf


■3月17日、9時~12時
●第5グループ
【山形県】
鶴岡市,酒田市,三川町,遊佐町,庄内町
【新潟県】
新潟市中央区,新潟市東区,上越市,妙高市,柏崎市,糸魚川市

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g5_0317.pdf


●第6グループ
【青森県】
青森市,むつ市,東通村,風間浦村,大間町,佐井村,横浜町,六ヶ所村,七戸町,今別町,外ヶ浜町,蓬田村,藤崎村,黒石市,平川市,田舎館村,弘前市
【秋田県】
秋田市,大仙市,仙北市,美郷町,由利本荘市
【新潟県】
長岡市,見附市

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g6_0317.pdf


■3月17日、17時~20時
●第7グループ
【山形県】
山形市,天童市,上山市,長井市,南陽市,山辺町,中山町,朝日町,大江町,白鷹町
【新潟県】
新潟市中央区,新潟市東区,新潟市西区,新潟市江南区,新潟市秋葉区,新潟市南区,新潟市西蒲区,五泉市,田上町

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g7_0317.pdf


●第8グループ
【青森県】
田子町
【秋田県】
北秋田市,大館市,能代市,鹿角市,小坂町,上小阿仁村,八峰町,藤里町,三種町,大潟村,八竜町,山本町,秋田市,男鹿市,潟上市,八郎潟町,五城目町,井川町
【新潟県】
長岡市,小千谷市,魚沼市,南魚沼市,出雲崎町,刈羽村

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g8_0317.pdf


■3月18日、9時~12時
●第1グループ
【山形県】
米沢市,長井市,南陽市,高畠町,川西町,飯豊町,上山市
【新潟県】
新潟市中央区,新潟市東区,新潟市西区,新潟市江南区,新潟市南区,新潟市西蒲区,阿賀町,阿賀野市,長岡市,三条市,燕市,出雲崎町,弥彦村

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g1_0318.pdf


●第2グループ
【青森県】
弘前市,五所川原市,黒石市,つがる市,平川市,鯵ヶ沢町,鶴田町,板柳町,中泊町,深浦町,西目屋村,大鰐町,藤崎町,田舎館村,青森市,森田村,岩木町
【新潟県】
新潟市秋葉区,新潟市江南区,新潟市中央区,新潟市西蒲区,新潟市西区,新潟市南区,三条市,長岡市,加茂市,見附市,燕市,五泉市,阿賀野市,田上町

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g2_0318.pdf


■3月18日、17時~20時
●第3グループ
【山形県】
山形市,新庄市,村山市,東根市,天童市,尾花沢市,寒河江市,最上町,舟形町,河北町,大石田町,西川町,大江町,小国町,中山町,真室川町,金山町,鮭川村,戸沢村
【新潟県】
新潟市北区,新潟市東区,新潟市中央区,新潟市江南区,村上市,胎内市,新発田市,阿賀野市,聖籠町,阿賀町,関川村

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g3_0318.pdf


●第4グループ
【秋田県】
横手市,湯沢市,由利本荘市,にかほ市,羽後町,大仙市,美郷町
【新潟県】
魚沼市,南魚沼市,長岡市,小千谷市,柏崎市,湯沢町

詳細はこちら http://file1.tohoku-epco.co.jp/g4_0318.pdf

[ 2011年3月15日16時6分 ]

 


首都圏「食品や水は心配ない」スーパー・コンビニの品不足にメーカー回答

2011-03-15 19:57:34 | 日記

首都圏「食品や水は心配ない」スーパー・コンビニの品不足にメーカー回答

2011年3月15日 15時00分 

 東日本大震災の影響で首都圏では"想定外"の食品不足が起きている。現在、スーパーやコンビニなどの棚から水やパン、ラーメンなど一部の食品がほぼ消える事態が頻発しているのだ。

ところが品薄となった食品のメーカーに確認すると、その供給能力が極端に落ちたというワケではない様子

一部で「水道水が汚染されるから飲んではいけない」といった流言飛語やお騒がせメールなども飛び交うなか、人々の不安感が募り「万が一何かがあったら」と大量に買いだめする人々が増えているのが"食品消失"の主な原因となっているようなのだ。

 「すみません、もう売るものがほとんどないんです」

 都内は世田谷区内にある大手スーパー「SEIYU」の一店舗では14日、駐車場の入り口を閉め、ガードマンが訪れる顧客にこう説明して帰している。

 首都圏のスーパーやコンビニなどでは、11日の地震の直後から「水やラーメンなどを大量に買い込むお客さんがいた」(スーパー店員)という。そして後から来た消費者も、品薄となった棚を見て不安にかられることで「念のために」と買い込むことになり、さらに需給がひっ迫する悪循環に陥っているようなのだ。

 特に不足が目立つのは、非常用ともなる水やラーメン、パンなどだ。

 実際、スーパーで水を買いそびれた主婦は「知人から石油化学工場の火災や原子力発電所の爆発などで水道水が汚染されるから飲んではいけない、といった内容のメールが回ってきたりしています。それで、まさかとは思うけど、やっぱり心配なので、少し水を多めに買っておこうと思って来たのだけど......。でも皆さん同じこと考えているんですね」と話すと、違う店へと脚を向けた。

 そのうえ14日には、東京電力が計画停電に踏み切ったことなどを受け、昼間に店を閉める大手スーパーなども出始め、その結果、スーパー周辺の小売店やコンビニなどにも通常以上に人が流れて、地場の小さな食料品店などでも一部の品物が消えてしまった

 水やパンが完全に売り切れていたコンビニで店長は、パンなどは地震の直後から「発注した品物が十分に入らなくなった」と語り、水やスポーツ飲料が消えた14日からは「残っていたお茶の類も急に売れ始めた」という。また今後も「うーん、次の入荷がいつになるか分からないんですよ」(店長)と苦笑した。

 だが、店内の棚がガラガラ状態で、出入り口で顧客の出入りの制限までしていた小規模な食品店で話を聞くと、意外な答えが返ってき

「いやぁ、うちの倉庫に品物は十分にあるし、新しい品物も入って来ている。ただ、お客さんが一時的に殺到し過ぎたんで、品物が補充できなかった。それで今、少し入店を待ってもらっているだけ。全然、心配ないですよ」

 そこで、多くの店から消えていた水、パン、ラーメンについて、それぞれの大手企業に供給能力の確認してみると、やはり大規模な生産停止などは起きていないようだ。

 飲料水の「天然水」で30%近いトップシェアを持つサントリーは、「天然水」を製造している山梨県の白州水工場について、「地震による被害はなく、生産が落ちているということはありません」(広報担当者)と断言。もちろん関西地方の工場にも問題はない

 ただ、同社では自主的に東北を中心とした被災地に100万本の飲料水を送ることを決めるなど、他社も含めて被災地への供給が優先されている部分があるほか、地震のせいで「物流に多少混乱が出ている」(同)ことなどで、首都圏での流通に支障が出ている可能性は否定できないという。

 とは言え、水不足の一番要因は「この1日~2日、お客様がお店に殺到したことではないでしょうか」(同)とも話しており、基本的に生産能力が落ちているわけではないので、時間が経てば品不足は解消されると見るべきだろう。

 パンについては、製パン業界トップの山崎製パンに話を聞いた。すると、確かに被災地にある「仙台工場が停止している」(広報)という。ただし、仙台で作られたパンが流通していた「東北の販売店網もほぼ壊滅してしまった」(同)ため、反対に、それが首都圏の流通に影響する話ではないのだという。

 同社では、その他、東日本で地震が発生した金曜と土曜に操業を停止していた工場もあるともいうが、仙台を除けば、いずれも日曜以降、生産を再開している。

 このため、首都圏でのパン不足について「他社さんのことまでは分かりませんけど、供給能力の不足というよりも、お客様の買う量が増えていることの影響が大きいのではないでしょうか」(同)と話している。

 今後についても、被災地への出荷を優先することや計画停電の影響など不確定な要素があり、首都圏への供給が「減ることも考えられなくない」とはいうのだが、やはり根本的に生産能力が失われたわけではないので、多少の混乱はあっても品不足はいずれ収まると見るべきだろう。

 一方、即席めん最大手の日清食品では、国内にある4つの工場のうち、茨城県の取手市にある関東工場が、地震の被害で生産を停止しているという。

また、東北から関東の各地にある倉庫や物流の拠点で「商品の荷崩れや水没などがあったことで供給が減少したところもありました」(広報担当者)ともいう。

 関東工場については、今週半ばから来週の操業再開を目指して「復旧作業を進めています」(同)という状況だ。

 確かに即席めんの国内シェアで約40%を誇る同社の主力工場の一つが停止すれば、その影響は小さくはないのかもしれない。だが、国内の即席めんメーカーは数多く、すべてのメーカーの即席めんが売り切れるのは消費者の買いだめのせいとみるべきで、日清食品の生産量も近々には戻る見通しだ。

 気象庁がマグニチュード7.0クラスの余震への警戒を訴え、福島の原発事故も収束のするメドが立たない今、確かに「備えあれば憂いなし」と食品を買いだめする心理も分からなくはない。しかし、こうした非常事態だからこそ譲り合いの精神も必要だろう。

 未曾有の事態に、どこかの業者が買占めでもしている可能性なども含め、食品流通の混乱はしばらく続くのだろう。そして、こうした状況を早期に改善する大きな要素は、一人ひとりが過度な買いだめを控えることと思われるのだが。

 


「被害の種類が全く異なる。津波の恐ろしさを思い知った」

2011-03-15 19:52:13 | 日記

「阪神、四川と違う」=ボートで救助、名古屋の派遣隊

 東日本大震災の発生直後、宮城県亘理町などで生存者の救出活動に当たった名古屋市消防局の間瀬錦司小隊長(50)が15日、取材に応じた。

阪神大震災や中国・四川大地震にも派遣された間瀬小隊長は、「被害の種類が全く異なる。津波の恐ろしさを思い知った」と語った。

 間瀬小隊長は、阪神大震災などでの活動経験を踏まえ、がれきの中からの生存者救出を想定していた。しかし、現地は沿岸から3キロまでの地域は水没。ほとんどの住宅が土台を残して流され、壊滅状態だった。「がれきをかき分けながら、下半身は水に漬かり、生存者がいそうな場所を探す。危険を伴う任務だった」と振り返る。

 到着した時は生存者がいるのか心配になったが、浸水した地域にボートで入ると、ビルなどの高いところに取り残された人が多数いることが分かった。

 死亡した人を含め65人を発見。生存者は12人だった。間瀬小隊長は衰弱した住民らを救出したとき、「安心感で、胸一杯になった」と話した。
(2011/03/15-19:13)