団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

ペットショップの深夜営業を規制 「動物たちの安眠を妨げる」

2011-03-06 13:34:29 | 日記

   ペットショップの深夜営業を規制しようという動きが出ている。環境省の小委員会では現在検討が進められていて早ければ2011年中にも法律の改正案がまとまり、12年1月の通常国会で審議される見込みだ。ただし、営業や販売の自由を奪うことになるとの懸念もあり実際にどうなるかは不透明だ。

   深夜営業を規制する動きが出ているのは、販売されている犬や猫がかわいそうだという動物愛護団体や実際に販売されている状況を見た消費者からの訴え。動物が眠る時間なのに照明を当てられ音楽が流れる場所に置かれているのは動物愛護法に抵触するのではないか、というものだった。

「医学的根拠」や「営業の自由」が論点

   環境省の動物愛護管理室によれば、10年6月から18人の有識者を集めた「動物愛護管理のあり方検討小委員会」を発足。12年度の通常国会で動物愛護法の改正を目指してきた。その中で出た議論の一つがペットショップの深夜営業についてだった。深夜営業だけでなく早朝6時まで店を開いているところもある。売られているのが子犬や子猫が大半で健康面や成長の妨げになり動物愛護法に抵触するのではないか、というものだ。犬や猫だけではなく、ウサギやハムスター、カブトムシなどの昆虫も同様だという意見も出た。

   「深夜販売は禁止すべきで、営業時間は夜8時までとする」などという意見も出た。おそらく動物愛護法の改正案がまとまるのは今年の11月から12月ではないかと環境省では予想している。

   ただしそう簡単には深夜営業の廃止が決まらないようだ。というのも理由としては深夜営業によって動物が受けるダメージに関し医学的にも科学的にも証明されていないこと。また、深夜営業業者にも販売の自由や流通の自由が保障されているため、反発は避けられないなどの理由からだ。

「動物に対する姿勢の指導が先決では」

   ただし、業界団体は深夜営業の規制は概ね賛成のようだ。動物取扱業者を対象とした全国組織「全国ペット協会」の米山由男会長によれば、

「深夜営業が動物に与える影響ははっきりしないものの、愛護の観点から深夜営業は辞めてほしいとの意見が多方面から来ています。当協会としては深夜営業は自粛したほうがいい、という方針です」

と話している。

   東京都新宿にあるペットショップ「あにまるらんど」は、夜にしか来店できない顧客もいるため深夜営業の規制は反対だと話す。この店では動物の体調管理を徹底し、営業時間中に動物に疲れた様子が見えた場合などは休憩ルームに連れて行って休ませる。

「営業時間帯の問題ではなく店側の動物に対する愛情だと思います。昼間に営業しているショップでも、疲れている動物を展示し、お客に触らせたりしていますよね。本来ならそういう店をまず見つけ出して指導する。それが先ではないですかね」

と同店では話している。


樹齢100年の木桶で新酒「百年杉」

2011-03-06 13:17:12 | 日記

吉野杉 樹齢100年の木桶で新酒 参加者ら味、香り絶賛

毎日新聞 3月6日(日)9時55分配信

吉野杉 樹齢100年の木桶で新酒 参加者ら味、香り絶賛
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吉野杉の木桶の新酒をのぞき込む参加者
 吉野林業の原点である吉野杉の酒の樽(たる)、桶(おけ)を復活させ、そのよさを見直す「銘木と銘酒の町フォーラム」が5日、奈良県吉野町の中央公民館で開かれた。約200人の参加者は、約60年ぶりに樹齢100年の杉で作られた木桶仕込みの新酒を試飲し、香りを堪能した。

 企画したのは町内の木材、醸造関係者らでつくる「吉野ウッドプロダクト」(上垣公俊代表、12人)。木材不況が長引く中で「原点に戻りまず樽、桶から吉野杉の魅力のPRを」と発案した。年輪が細かく香りが高い吉野杉は約300年前、酒造地・伊丹、灘の酒樽材として育林が始まった。酒造用は町内でも姿を消したが、首都、関西圏の蔵元へのアンケートで約1割が使いたいと回答した。

 今も大型の仕込み桶を作る藤井製桶所(大阪府堺市)が高さ150センチ、直径140センチの桶を作り、メンバーの「美吉野醸造」(同町六田)が仕込んだ。同社で試飲した桶製作者の上芝雄史さんは「普通では考えられないレベル。吉野杉だから実現できた」と満足顔。大阪市の村岡幸年さん(62)は「杉の香りがなじみすっきりしている。びっくりした」と話していた。【
栗栖健】

この百年杉のお酒は、吉野杉の本格樽酒(たるざけ)です。

吉野杉の上品な木香を実感していただける樽酒に仕上げており、日々の暮らしの中で、落ち着いた木の香りに癒されるひと時をこの百年杉の樽酒が叶えます。
吉野杉の穏やかな木の香りだからこそ、あえて通常の樽酒よりも長い期間貯蔵し、江戸時代に江戸の人々が口にしていたと思われる樽酒を再現いたしました。

吉野杉と杉樽について
樽の原料になる樽丸(たるまる)は奈良吉野が発祥の地で、江戸時代に灘地方から清酒の大消費地である江戸へ向けての運搬具として発達しました。
運搬には樽廻船(たるかいせん)と呼ばれる船輸送がほとんどで、約10日以上もかかったと言われており、漏れや木香(強すぎる木の香り)などを極力防ぐ必要がありました。
そのため、最高の樽丸を作るために吉野杉は改良され、現在の目込み・無節・色香に優れた特徴を備える銘木と言われるまでになりました。
しかし近年、吉野杉の需要低迷により樹齢100年ぐらいの木が切り出されずに多く残っている現状の中、樽・桶として関わりの深い吉野杉の良さを気づいていただけるきっかけになればと考えております。

美吉野醸造 720ml1,800円(税込み)


「規制仕分け」リチウムイオン電池、訪問看護ステーション、農業分野、一般用医薬品のネット販売

2011-03-06 12:11:30 | 日記

政府の行政刷新会議は6日、時代に合わなくなった規制を見直す「規制仕分け」の初日の議論を開始した。蓮舫行政刷新担当相は「強い農業や日本経済の成長、安心安全のために規制を緩和すべきか強化すべきか、国民に見えるかたちで議論したい」と述べた。

経済成長を妨げる規制を見直し、国民生活を向上させるのが狙いで、医療や農業、エネルギーに関する12項目が対象。7日までの日程で東京・五反田の特設会場で一般に公開して実施、インターネットでも中継する。

 6日午前は、パソコンや電気自動車などに使われるリチウムイオン電池の取り扱い規制を議論。工場内での防火対策などが国際基準よりも厳しいため、国内メーカーが競争で不利な立場に置かれているとの指摘がある。高齢化に対応した訪問看護ステーションの開業に必要な要件の緩和も議題となる。

訪問看護ステーションをめぐっては、現行制度では「常勤換算で最低2.5人の看護職員が必要」と規定。厚労省側は「夜間や緊急時の対応が不十分になる」と現在の基準見直しに難色を示したが、仕分け人は「熱心な看護職員による1人開業を認めない理由は見当たらない」と指摘した。

政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は2日、都内で6、7両日に行う規制や制度を見直す「規制仕分け」の対象を正式に決定した。平成21年6月から始めた一般用医薬品のネット販売規制など12項目が対象となった。

 また、リチウムイオン電池では、仕分け人は、「現行制度では、設備投資のコスト増などメーカー側の負担が大きい」と強調。近年の技術進歩に伴う電池の安全性向上を踏まえ、規制が過剰になっていないか消防庁に見直すよう促した。 

 規制仕分けでは、経済成長を阻害したり消費者に不便を強いたりしている規制の廃止や緩和だけでなく、消費者保護を目的とした規制の強化も検討し、菅政権の実績をアピールする狙いがある。首相が参加検討を表明している環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関係する農業分野の規制も対象に入れた。

政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は20日、菅第2次改造内閣発足後初の会合を首相官邸で開き、事業仕分けの手法を使って行政の規制を見直す「規制仕分け」を3月上旬に実施することを決めた。

 規制は反社会的行為の抑止が主な目的だが、市場の発展を阻害したり、役所の仕事を増やす問題もある。首相は「規制で天下り先がたくさん生まれる分野もある。厳しい目で邪魔なものは仕分けで外してほしい」と指示した。

同会議はまず、環境や医療、農林、地域活性化などの分野から仕分け対象を絞り込む。厚生労働省が平成21年に規制を始めた市販薬のインターネット販売などが注目されそうだ

 また会議では、事業仕分けなどによる歳出削減や埋蔵金により、23年度予算案で3兆円相当の新財源を捻出する財政効果があった発表した。

 首相は会合で、蓮舫行政刷新担当相らに対し「国民の目に見えにくかった規制や制度の問題点を明らかにしていく。仕分けがいろんな意味でよくやっている、効果が出ると言われるよう積極的な活動をお願いしたい」と指示した。


救命率の向上へ、救急救命士の権限拡大を検討、厚労省

2011-03-06 12:02:25 | 日記

救急救命士が違法点滴 心肺停止でない患者に

2011年3月6日 朝刊

◆常滑消防、処分検討

 愛知県常滑市消防本部の男性救急救命士(38)が、交通事故で負傷した患者を救急車で搬送中、救急救命士法で心肺停止の場合にしか認められていない医療行為の点滴投与をしていたことが分かった。出血が多く「やむにやまれず」と救命士は認めている。消防本部は担当から外して処分を検討している。

 消防本部によると、2月7日午前10時ごろ、市内を走行中のワンボックス車の側面ドアが突然開き、男性会社員(35)が後部座席から転落して後輪でひかれた事故でのことだった。

 男性は頭部出血によるショック状態で意識は低下していたが、呼吸はあった。他の救急隊員とともに出動した救命士は、多量の出血をした男性の血流を確保するため、救急車に常備してあった輸液を静脈に点滴した。

 同法の施行規則によると、救命士には、心肺停止状態の患者に限って気管にチューブを挿入して酸素を送ることや、点滴投与が認められている。その場合も医師の具体的な指示が前提。

 消防本部では出動から戻った後、チームを組む救急隊員らで搬送を振り返る話し合いをすることになっており、同僚隊員らの指摘で幹部が把握した。

 男性は市内の病院に搬送されて外傷性くも膜下出血と診断され、別の病院に転送された。現在は快方に向かっているという。

 消防本部の石川忠彦消防長は「負傷者を思っての処置でも法的に問題がある行為。認識を徹底させて再発を防ぎたい」と話している。

◆識者「現状では危険行為」

 救急救命士の業務拡大を検討する厚生労働省の特別研究班で、主任研究者を務める藤田保健衛生大の野口宏教授(救急救命医学)は「出血があったからといって輸液を点滴すると逆に血圧が上がり、出血が激しくなる事例も考えられ、必ずしも適当とは言えない」と話す。

 今回の行為については「かなり高度な医学的判断が必要。現状では危険な行為だったと言わざるを得ない」と問題視し、救命士に認める業務を拡大するにしても「医師と救急救命士と連携して調査をしようという段階で、救命士の観察能力を高める再教育なども必要」と慎重だ。

 東海地方の病院幹部を務める外科医も「一生懸命やった救急救命士には気の毒な部分もある」とみるが「症状の重さと適切な処置を現場で判断するのは簡単ではない。正当性がはっきりしない現段階ではするべきではなかった」と話す。

 ただ救命士ら消防関係者からは「切迫した事態だったと推察される」と理解を示す声も。「人命が関わる実際の救急現場では、難しい判断を迫られることはありうる」と、現場の苦悩が聞かれた。

◆規定「分かっていた」、「危険感じ緊急避難」

 「救急救命士法の規定は分かっていた。ためらったが(やむを得ない)緊急避難に当たるのではないか、という甘い考えもあった」。この救急救命士は、本紙の取材にこう答えた。

 救命士によると、けがをした男性の当時の状態について、心臓は動いていたものの2リットルほどの出血があった。2リットルは普通の大人の血液の3分の1ほどに相当するとされ「生命の危険を感じた。意識のレベルも低く、脳に後遺症が残る可能性も大きいと思った」と振り返った。

 救命士は2004年に資格を取り、6年余りのキャリアを重ねていた。制度スタート後に認められるようになった気管挿管などの資格も持っている。

 市消防本部が調査した結果、これまでに今回のような法定外の処置をしたことはなかった。

◆救命率の向上へ権限拡大を検討、厚労省

 救急救命士は救命率を上げるために1991年に始まった資格。救急救命士法で「医師の指示のもとに救急救命処置を行う」と定められている。国家試験に合格すれば、救急隊員ではできない救命処置が認められている。

 例えば、アレルギーの急性症状の一種であるアナフィラキシーショックに対するアドレナリンの注射ができる。一刻を争う心肺停止状態の患者に対しては、気道の確保やアドレナリンの投与、点滴(静脈路確保)などの医療行為が施せる。

 気道を確保する措置が秋田市消防本部などで日常的に行われていたことを契機に、2004年7月からは医師の指示があれば、一定の資格がある救命士は気管に直接管を通す「気管挿管」ができるようになるなど、可能な処置は増えつつある。

 原則として電話などで医師の個別指示を仰ぐ必要があるが「そんな余裕はない」との声も救急現場にはある。

 自動体外式除細動器(AED)などでの処置は既に03年4月から、医師の指示を待たずに救命士が迅速に行えるようになっている。

 厚生労働省では現在、業務をさらに拡大するかどうか検討中。今回問題になった心肺停止前の患者への点滴も検討対象になっている。


鳩山、お前に言う資格ない、辞めるのは鳩山、小沢が先だろう。

2011-03-06 11:55:12 | 日記

「一秒でも早く」前原外相辞任論、与党で拡大

読売新聞2011年3月6日(日)09:18

 前原外相が政治資金規正法で禁じられている外国人からの政治献金を受け取っていた問題で、政府・民主党で5日、前原氏の辞任論がさらに広がった。

 前原氏は同日、当面の辞任を否定し、菅首相も続投させる意向を示しているが、野党側は辞任要求を強める構えで、進退を巡り、緊迫した情勢になりそうだ。

 民主党の鳩山前首相は5日夜、北海道函館市で記者団に、「明確に禁止されていることをしたわけで、本人も認めてしまっている。執行部として早く対応すべきだ」と述べ、前原氏の辞任が必要だとする見解を示した。前原氏に近い政務三役も「もう辞めざるを得ないだろう」と語った。

 首相周辺の一人も同日、「一分一秒でも早く辞任しないと政権がもたない」と首相に進言した。これに対し、首相は「前原氏が辞任すれば閣僚の『辞任ドミノ』につながり、日米関係にも影響する」と続投させる考えを示したという。首相は5日、首相公邸で枝野官房長官、福山哲郎官房副長官らと対応を協議した。

 前原氏は5日夜、北九州市で開かれた民主党衆院議員の会合で、「力を合わせて難局を乗り切って頑張らせていただきたい」と述べ、続投を表明した。一方、その後の記者会見では、「政府全体、予算審議にどういう影響を与えるか、私心を捨てて大局的に判断しなければならない」と語り、国会情勢などを見極めて進退を改めて判断することがあり得るとした。その際には、首相と相談して結論を出す考えを示した。