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徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百八十八「川のゴミとカワセミ」

2008-11-20 18:52:52 | 生き物
 なんだか…急に寒くなりましたね…。
こちら…今日の室内温度は日中で12℃くらいだったんですが、北の部屋でPCに向かっていると、もっと寒いような気がしました…。
朝から妙に風邪っぽいので今日は出かけませんでしたが、食欲はあるのでひょっとするとまた花粉症かもしれません。

 さて…川の中洲の木々がすっかり切られてしまったことは御話しましたが…そのせいで川が余計に汚れて見えるようになってしまいました…。
これまで木々に隠されていたゴミが、はっきり姿を現したからです。
ひどいなんてものじゃありません。
中洲の数歩ごとに何か落っこちているといった具合…。

 そんな中に…何台か自転車もあります…。
持ち主が捨てのたか…盗んできたものを捨てのたか…分かりませんが…。
可哀想な自転車…一生懸命働いてくれたのにね…。

  
  
 カワセミが居ます…。
川から出ている自転車にとまってしばしの休息…。
こんな環境にあってもこうして生きている姿…なりは小さいとはいえ逞しいものです…。

  

 カワセミは漁をする時、葦の茎やススキの茎、低木の枝などにとまって、川の中の魚に狙いをつけます。
この自転車も低木の代わりに利用するつもりかも…。

  
 
 できればね…。
低木を切るよりも…こうした粗大ゴミの方を引き上げて欲しいのですが…ゴミの処理はまったくされないまま…。
ビニール袋・ペットボトル・電化製品・玩具…さまざまなもので埋め尽くされています…。
これだけたくさんのゴミを処理するとなると、それこそ莫大な費用がかかるわけで、県としてもおいそれとは手が出せないんでしょうね…。

  

 護岸壁が高くて一般の人では川に降りられないため、年に一度ボランティアが清掃してくださる時も町内清掃の時も土手のゴミの除去がやっと…。
川を眺めるたび…切ない気持ちになります…。
誰もゴミを捨てたりしなければこうはならない…。
捨てる人が多いゆえ…です…。

生き物たちが命を繋いでいる大切な川…。
安易にゴミを捨てないで欲しいなぁ…。