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徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第百二十九「サンシュユの花・ヒイラギの花・沈丁花」

2008-03-13 16:06:16 | 植物
 今日も良いお天気で、散歩に行こうかどうしようか迷ったのですが、どうも花粉が多いようで朝からくしゃみ連発…残念ですがやめておきました。
ティッシュ箱抱えて散歩に行くわけにもいかないので…。

 昨日・一昨日も良く晴れていましたが、特に影響はありませんでした。
暖かい日が続いたので、今日になって何処かでアレルギーの原因となる花が開花したのかもしれません。
医師から貰った薬を飲んだのですが…あまり効かないようです…。

        

 さて…大型のグミような赤い実のなるサンシュユ(山茱萸)…を1月の記事でUPしましたが、その花がこれです。
濃いめの黄色い花が多数集まって房をなしています…。
実の大きさから考えると、ちょっと意外なくらい小さな花…。
今…丁度真っ盛り…この木にも隣の木にもたくさんの花がついています…。

        

 こちらはヒイラギ…。
散歩道の植え込みに何本もヒイラギが植えてあるのですが、これも花をつけています…。
まだ、開き始めたところ…。
同じ黄色でもヒイラギはとても明るい色…トゲトゲの葉っぱに似合わない品の良い愛らしい花が咲きます…。

 以前…うちの門扉の前にも植えてあったのですが…幼虫に与える蜜を集めるためか…この黄色の花にスズメバチがよってくるので閉口した覚えがあります…。
このヒイラギは雨の少なかった年に枯れてしまって今はなく…うちにあるヒイラギは冬に咲く白い花のものだけになってしまいました…。
良い香りだったのですが…。

        

 香りといえば沈丁花…。
花の中では…沈丁花の香りが一番好きです…。
春を告げる香り…。
どんな思い出があるわけでもないのですが…何故か幸福感を覚えるのです…。
春…という季節に対して潜在的な喜びを感じているということなんでしょうか…。
だとするとdoveはかなり原始的な脳の持ち主なんだなぁ…。
画像は散歩道のものですが、うちにも二本植えてあり、散歩道の沈丁花よりも一歩遅れて昨日から咲き始めました…。

 今朝方…家の前で鶯が鳴き始めました…。
昨日までは上の方で鳴いていたのですが…暖かさに誘われてか…ここまで下って来たようです…。

 実は一昨日…ひと月ぶりに散歩に出かけ…さすがに疲れたのでいつもより少しだけ短い位置で折り返すことにしました…。
ところが…折り返したdoveの背後から…ホー…ホケキョッ…と鶯の声が聴こえ…思わず振り返ると…いつも前を通る竹やぶの方に薄紅の満開の梅が…。

        

 鶯の声は…おいでおいでをしているようにdoveを誘います…。
思い直して、また、先へ進むことにしました…。
少し遠い位置に咲いていたので、はっきりとした画像を撮ることはできませんでしたが、他にも白梅がたくさん咲いているのを見ました…。
これはきっと…散歩道の川からの春のプレゼントですね…。

 鶯の声を背に再び…折り返すと…今度は…ツィーッ…と鋭い声…。
カワセミです…。
それも…二羽が追いかけっこ…。
猛スピードで通り過ぎていきました…。

ひと月ぶりの散歩道…川の住人たちが…お帰り…と言ってくれているようで…何だか胸が熱くなりました…。