この前…おまじないについて書いた時に…履物を夜に下ろしてはいけない…おろすときは爪先に唾をつける…というを載せておいたんだけど…。
よくよく…思い出してみると…履物につけるのは竃の墨…所謂…煤だったような気がするんだ…。
荒神さん(竃の神さま)の御守りだから…。
唾をつけるのは祖母がやっていたことなんだけれど…その頃にはすでに竃の時代ではなくてガスの時代だったから…竃の墨がなかったんだ…。
その代用なのか…祖母の郷での習慣だったのかは定かじゃないけどね…。

同じように新しい着物を夜おろすものではない…というのもあるんだけど…こちらには融通を利かせる方法がない…。
今夜…デートなんで買ったばかりのを来て行きたいんだけどぉ~…という人はどうしたらいいんだろう…。
昔はともかく…今では当たり前に居るよね…そういう人…。
まさか服に煤をつけるわけにもいかないしなぁ…。
ふふふ…今時…そんな面倒なこと考える人は居ないか…。
香水…は魔除けになるらしいから…相手に嫌われないよう…ほのかに香る程度につけて行ったらいいよ…。
乗り物ん中でおぇ~っと来るほどプンプン匂わせるのはやめてな…。
うんうん…勿論…メンズの香水だってあるんだから…男だって構わんと思うけど…な。
さらっとした爽快感のある香りでどうぞ…。
整髪料とごっちゃになるような使い方せんといてね…。
いかにもおっさんくさい…くど~い香りのは…魔除けどころか女除けにもなっちゃうよ…。
そんじゃ頑張ってね~。
…って何の話だ…?
受験シーズンに入ったんで…学問の神さまは大忙しだろうね。



ほんとはdoveも行って来なきゃ行けないんだ…。
子供たちが受験なんで…。
この前…義理の母が合格祈願の御守りを買ってきてくれたんだけど…その上に祈願しちゃってもいいものなんだろうか…?
神さま同士が喧嘩するからいかん…という人も居るし…同じ神社なら神さまも同じだから…いいのかなぁ…?

まぁ…どんなに偉い神さまにお頼み申し上げ奉ったところで…本人が遊んどっちゃどうしようもないわな…。
人事を尽くして天命を待つ…のであって…苦しい時の神頼み…だけじゃ叶わんわ。
そうは思うんだけど…やっぱり…受からせてやりたいのが親心…。
ラストスパートじゃ…頑張って勉強しぃ…。
やるだけやって…後は運を天に任せたらいいんや…。
なんもやらんで受かろうったって…罰が当たるだけやんか…。


神さまだって下地のない者はどうしようもないんやで…。
ちょっとは努力せぇ…!
聞いてんのか…?

溜息…。