オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「コマンドメンツ」

2006-04-26 13:05:51 | 映画・DVD【か】
ほほほほほ。
最近すっかりB級映画づいております。

でも好きな俳優がそんなのにしか出ないんですもの(涙)。
仕方ないですわね…。

この「コマンドメンツ」。
オークションで落札したのだけど、レンタル落ちビデオの割には外身も画像もきれいなのよ~~~。
借りる人いなかったんだろ~な~。
喜んでいいのか悲しんでいいのか…複雑であります(^^;)。


ビルの屋上から天に向かって悪態をついている男が一人。
彼の名はセス(エイダン・クイン)。
彼は妊娠したばかりの愛妻には先立たれるわ、トルネードに家を破壊されるわ、職場はクビになるわ…と全くついていない男なのでありました。
と、そこへ落雷が。

病院に運び込まれ、一命をとりとめたセスだったが家を失った彼には行くべきところがない。
そんなセスに同情し、彼を自宅に住まわせることにした亡き妻の妹レイチェル(コートニー・コックス)は、夫であるハリー(アンソニー・ラパグリア)の浮気に心を痛めていた。

「こんなひどいめにあわせるなんて~!!」と神を恨んだセスは、神への復讐としてモーゼの十戒を全て破ることにした。その復讐はレイチェルやハリーを巻き込み、思わぬ方向へと進んでゆく。





これはですね、多分エイダンが主人公なんでしょうけど、はっきり言ってアンソニー・ラパグリアに負けてます(笑)。
アンソニー・ラパグリアは、WATのジャック・マローンの役が印象深いですが、この映画では「浮気者」「高慢」「高級志向」とちょっと鼻につくイヤ~~なヤツでございます。
でもなんとなく憎めないキャラです。
ナレーションも彼が例の塩辛声でやってます。
そして今よりかなりスリムです。


セスは十戒を破っていくうちに、段々と不幸でなくなっていきます。
それは十戒を破ることによって、彼を運命的な出会いに導くという神様のはからいであったのでした。


最後にちょっとした奇跡がおきます。
長島風にいうと「ん~~ミラクルですね~~」。

しかしこの「奇跡」が私にはなんだかこじつけにしか思えないのですよね。
それからセスが何故わざわざ灯台に行ったのかもよくわからない…。
セスの中では、神の「目」イコール台風の「目」ってことだったのでしょうか?
人を殺められないがために、自分を殺めたのでしょうか?

なんだかちょっと消化不良気味。
アイヴァン・ライトマン製作総指揮というわりにはちょっと惜しい感じの作品です。

でも美しいエイダン・クイン(エイダンもこの頃は今よりずーーーっとスリムです)は堪能できたし、ちょっとおかしなアンソニー・ラパグリアも見れたからまあいいかな…。



エイダン…最近白ムチおぢさんになりつつあるけど…決してデブキャラにはならないでね~~(涙)。

コメント (2)
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