オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「プロデューサーズ(The Producers)」

2006-04-12 21:51:14 | 映画・DVD【は】
1959年のニューヨーク。過去の栄光の消え去った演劇プロデューサー・マックス(ネイサン・レイン)の元に、会計士のレオ(マシュー・ブロデリック)が帳簿を調べにやってくる。レオが帳簿を調べてわかったことは「ショウがこければ、出資者に配当を払わなくてすむので、プロデューサーが儲かる」ということだった。儲け話にすっかり勢いづいたマックスは、レオと組んで大金をせしめることを計画する。「史上最低のショウを上演すること!」それにはまず史上最低の脚本を探し出さねばならなかった。かれらはナチス信望者のドイツ移民フランツ・リープキン(ウィル・フェレル)の「春の日のヒトラー」に白羽の矢をたてる。



今日…これを見るまえに「A History Of Violence」を観たんですけどね…その後に観た「The Producers」のネイサンがあまりにすごくてすごくて…その前に見た映画のことなんてすっとんじまいました。
えー確かにエド様とヴィゴっちを見たハズなんですが…(汗)。
どこにいっちまったんだか…。


いや~~~~腹をかかえて笑ってきましたわ~~~。
「くすくす」笑いではなく「がははははは~~!」と笑ってきました。
でもdimの前列の人達は全く笑っていなかったです。エンドクレジットも観ないで帰った人が沢山いたし…。
笑いのツボって人それぞれなんですねぇ…。


やっぱりネイサン・レイン、すごかったです!
あの「ハの字眉毛」と「必要以上にでかい鼻の穴」を見ているだけでおかしいのに、動きからセリフから…何から何までオーヴァーだけどとにかく全て面白い!
でも面白いだけじゃーありません。笑わせながらもちゃんと人生のほろ苦さも感じさせてくれます。

小心者の会計士・レオ役マシュー・ブロデリックもよかったです~!
実生活でもホントは小心者?と疑ってしまうほどのおどおどした演技は、ネイサン同様、観客の笑いのツボを「ぐぐっ」と押し続けてくれました。

ウィル・フェレルの壊れたキャラもよかったけど、dimとしては「きゃっきゃ」しているロジャー&カルメンを演じた、ゲイリー・ビーチとロジャー・バートがとっても気に入りました。オバカだけど(そらー出てくるヤツはみんなオバカだが)すごいパワーがあって、なんだかとっても輝いているんだもの~~。
昔は美少女(?)だったであろう老婦人達もいい味出してましたね。

こんなゲイ達者な中に「ユマ・サーマン」は…ちょっといただけなかったですね。
唄を聴いたとたん、心のなかで思いっきりすべりましたもの、私。
まあ華やかで舞台映えはしてましたけど。


まるで生の舞台を観ているような臨場感。
ノスタルジックな気分にさせてくれるセットや音楽。
嫌なことを吹き飛ばしてくれる「職人」達のばかばかしいけど素敵な笑いの数々。
今日はレディスディだったので1000円で観てきたのですが、1000円でこれだけ楽しめるなんて~~得した気分です。
すすめてくださったviva jijiさんに感謝感謝。


とにかくこのシト達のパワーはスゴイ!
コメント (12)
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