オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

WAT 22,23話 「911の爪跡」を観て

2006-04-23 11:38:45 | TVドラマ
初めてWATを見た時も、CSIを観た時も実はあまり面白いと思わなかったのです。
それは核となる登場人物の人間性が把握できていなかったからかも知れません。

しかし実生活でもそうですが、まわりの人間の性格がわかってくると、俄然彼らとの付き合いが楽しくなってくるものですよね(人によっては苦痛でもあるが)。

今ではWATもCSIも登場人物の相関や性格もかなり把握できているので、次は彼らが何をやらかしてくれるのか楽しみでしょうがないのでございます。


で、私事ですが土曜日の夕方から出かける予定がございました。
ちょっと時間があったのでWATの22話、「911の爪跡(前編)」を観てからうちを出ようと思ったのですが…。
まずいことに…やめられなくなりました。
「け…結末がめっちゃ気になるではないか~~!!」
ということで「ちょっとだけ」23話も観てみることに。
これがまたまずかった…。
出かけた先でも結末が気になって気になって気になって…(^^;)。


911同時多発テロで妻を失った男性が、人材派遣会社の経営者を誘拐し、身代金を要求してくる。しかし身代金の受け渡しに失敗。誘拐犯は人質を取って書店に立てこもる。近くで見張りをしていたFBIのサマンサ捜査官も人質となり、さらに犯人と人質の一人がもみ合った際に発砲された弾によって負傷してしまう…というお話。


いや~~サムが助かるのはわかるから別にどーでもいいんだけど(笑)、誘拐犯がどうなるのか気になってしょうがなかったのです。
このシト、どこかで見た気がするんだけど…何に出ていたのか思い出せない。
とにかく心に傷をおった、本当は心根の優しいこのシトには死んで欲しくないな~~と思っていたのでした。

この回では寂しいことにダニーくんの活躍はあまりございませんでした(涙)。
なんだかジャックとサマンサの愛情劇場みたいだし~~。
しかもジャックのみごとなシロムチ腹なんか見せられたりして、ちょっとうんざりするのですが(笑)、でもとっても心に残った作品でありました。
911同時多発テロ…日本ではもう忘却の彼方といった感ですが(勿論そうでない方もいらっしゃるでしょうが)、アメリカではまだ心の傷が癒えない人が沢山いるのでしょうね。
それでも人間は前進していかねばならないのですから、生きていくってことは大変なことなのですよね。


興味深かったのは、テロにあった人の遺族におくられるという「被害者基金」。
誘拐犯の、死んだ妻の年収や今後の収入、将来的財産を元に算出された額が68万7千ドルだったそうですが、仮に日本で911同時多発テロのようなことがあったとしたら、日本は私たちにこのような補償をしてくれるのでしょうか?
地震の被害にあった人たちにさえ、なんら手を差し伸べているようには見えないのですがねー。
なーんて思ってしまったのでした。
コメント (2)
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