欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

クソまみれのタワマン狂想曲(最終楽章)

2020年01月11日 09時48分38秒 | 悪質不動産

2019年9月10月は、大型の台風が関東など東日本を襲いました。

 

浸水被害で、トイレが使えなくなったタワーマンションがありましたが、どうしてしばらくトイレが使えなくなったのでしょうか?

 

それは…

『排管がクソで詰まっていたからなのです!』

 

このような現象は、タワーマンションだけでなく、一般のマンションでも起こることです。

 

タワーマンションに限らず、マンションというものは、上の階の排水が下の階へ流れるようになっています。

 

もしも、3階より上の階の排水が詰まったとします。

 

すると、3階より上の階からの排水は、一切流れなくなります。

 

実は、浸水したタワーマンションは、川からの排水がタワーマンションの排管に逆流し、全ての階の排水が流せない状況でした。

 

 

このような状況で、誰かが、排水を流すと、排管が詰まる可能性があります。

特に、トイレの排水は、”非常に危険”です。

 

「無責任な住人が、トイレの水を流したら、マンションの排管が詰まる可能性が高いということです!」

 

例のタワーマンションでは、誰かが、トイレの水を流したのでしょうね、きっと。

 

『もし、高層マンションで”フン詰まり”が起こると、排管ごと、ごっそり取り替えないといけません。』

 

トイレの水が流せない間は、トイレは使えませんし、工事期間も長いし、もちろん工事費用のお金もかかります。

 

そこで結論。

『タワーマンションは、買ってはいけないし、住んではいけない!』

 

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