『窓は全開せずに、細く開けましょう!』
よく、夏の暑い時期に、外を散歩していますと、『窓を全開した家』を
見かけます。
…ところが…
これ、意外と『換気効率』が悪い場合が多いのです!
暑い空気を外に出して、涼しい空気を中に入れる、『重力換気』ができれば
涼しく快適な環境を作れます。
『重力換気』と言う換気方法は、換気扇のような機械を使わず、換気する
安上がりな換気方式です。
…暑い空気は、軽いので部屋の天井近くに集まります。そして、比較的
冷たい空気は、重いので、床の近くに溜まります。
この時、もし、窓をいっぱいに開けると、外から入る風で、上手に部屋の
空気を換気出来ない場合があるのです。
この様なときは、『窓を少しだけ開ける』様にしましょう。
…この『少しだけ』が、難しいですよね^^
実験では、窓の開け幅を1、窓の高さが8の比率の時が、一番換気効率が
良かったです。
…つまり、『掃き出し窓』ならば、20センチ開ければ、最高の換気が
出来る計算になります。
『是非、皆さんも試してみてください。』
『この方法と、遮光フィルムをガラスに貼る方法を併用すれば、もっと快適
に夏を過ごせます。』