東京ジャーミイ

2011年08月17日 | 
代々木上原に聳え立つ尖塔。
東京ジャーミイと呼ばれるこの建物は
トルコのイスラム寺院である。

もともとは亡命タタール人のためのモスクとして建てられたもので
1938年に落慶した際には
頭山満(玄洋社や国士舘の創設に携わる右翼の巨頭的存在)や
松井石根大将(南京事件の責を問われ極東裁判にて処刑)といった、
軍の有力者も参列した由緒のあるモスク。

現在の建物は2000年に建てられたもの。

躯体工事は鹿島建設が請け負っているが
外装・内装はトルコ人の職人によるそうで
トルコ政府宗務庁が中心となって建てている。

宗教法人認可も受け、
専属のイマーム(現在はエンサーリ・イェントルコ師)もいる
日本最大級のモスクだ。

もちろん非ムスリムの見学も可能。
イスラム様式の美術品を見るだけでも
一見の価値があります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もうそろそろ終り | トップ | オ○キュー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。