江の島

2022年08月01日 | 神奈川のお散歩
藤沢市の海岸から陸繋島として相模湾に突き出た、海蝕崖に囲まれた周囲約4km、標高60mの島、江の島。

太古は完全な陸続きだったものが、海蝕と縄文海進によって切り離されてしまった、第三紀層上に関東ローム層が乗っている島です。

片瀬川河口に形成された砂嘴で湘南海岸(片瀬海岸)と繋がっていて、常時陸続きとなっていたり、潮の干満で冠水状況が変わったりと
片瀬川の堆積物や地殻変動によって、陸繋島としての状況は時代ごとで変わってきました。

関東地震(関東大震災)では2mほどの隆起が発生し、それからは常時地続きとなっている事が多い傾向のようです。

以前は江の島弁天橋(歩道)と江の島大橋(車道)の真下あたりに砂嘴があったのが、近年は鎌倉寄り、やや東側に砂嘴があります。


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