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東京の電車 銀座線

2017年04月24日 | 東京のお散歩
東京メトロ銀座線は、日本で最初に開業した地下鉄です。

下町浅草から、上野、秋葉原近傍の末広町、神田、日本橋、銀座と
屈指の商業地を走り、新橋、虎ノ門、赤坂見附のオフィス街を抜け
外苑前から渋谷へ出る14.3kmの路線です。

昭和二年に、東京地下鉄道によって浅草・上野間が開業し
その後順次新橋まで延伸し、東京高速鉄道による新橋・渋谷間と
合わせて国策団体である帝都高速度交通営団に統合され、
地下鉄3号線として運行していました。

昭和二十八年に、4号線(現在の丸ノ内線)開業を翌年に控え
路線愛称を銀座線とし、開業以来90年、東京の中心部を
過密かつ正確なダイヤで走り続けています。

車庫は上野と渋谷にあって、上野の車庫は地下鉄には珍しい
踏切が設置されています。

また、渋谷の車庫は渋谷駅延長線上にあるため、地上3階にあります。

渋谷駅は、V字谷の底にあり、宮益坂側から銀座線が谷へ出ると
銀座線は駅の3階の高さとなります。
山手線よりも高いところに地下鉄の駅がある事を案内すると
地方出身者が「馬鹿にするな」と怒ったという話が残されています。

現在渋谷駅および周辺の改良工事が進行中ですが、銀座線の高さは
これからも変わることはありません。