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金刀比羅宮

2015年08月06日 | 東京のお散歩
オフィス街虎ノ門の高層ビルの狭間に、古い社が堂々と鎮座しています。



この神社は「こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮で
讃岐丸亀の京極高和が、江戸屋敷に金毘羅大権現を勧進したのが由緒となっています。

当初は三田にあった屋敷は、その後虎ノ門の当地に移り、
その際に金毘羅大権現も遷座しました。

維新後は神仏分離令により事比羅神社となり、明治二十(1887)年に
現在の金刀比羅宮に社号を改めています。



現在の敷地は三井不動産による虎ノ門琴平タワーと一体化しているものの
社殿は昭和二十六(1951)年に、伊東忠太の設計校閲によって再建されたものそのままで
高層ビルの隣に建ってはいるものの、たっぷりの存在感で、
周辺企業に勤める人々の信仰を集めています。