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東京駅

2011年10月21日 | 
現在、国指定重要文化財となっている
東京駅の修復工事が進められていますが
その南側の一部のシートがはずされ
戦前の姿を見ることが出来るようになってきました。

もともと3階建てで作られた東京駅ですが
戦災によって上部が焼け落ち
2階建てとして長く存在してきました。
21世紀に入ってから、復元計画が本格化し
2007年に着工した工事も
いよいよ最終段階にはいったということです。

ちなみに工期は来年6月までの予定となっているので
あと8ヶ月ですべてのシートがはずされるというわけですね。

ただ、残念なのは旧国鉄本社ビルが丸の内oazoになり
東京中央郵便局も高層ビルへの建て直し中ということで
せっかく美しい東京駅が復元されても
両翼の「国営現業機関」の、モダン建築ビルが
なくなってしまっているということ。

救いは高層ビルになってしまった丸ビルと新丸ビルが
以前のビルの意匠を取り入れた外装になっていることぐらいでしょうか。

行幸通りの真ん中から
またあの美しい東京駅の赤レンガを眺められる日が
待ち遠しい今日この頃です。
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