正田醤油 2021年04月20日 | 車窓 東武線館林駅近くの正田醤油。以前よりこの地で米穀商を営んでいた三代正田文右衛門が、米穀商が投機的とみて野田の醸造家二代茂木房五郎(万上及び野田醤油、後のキッコーマン創業家)に勧められキッコーショウの屋号で明治六年(1873)に醤油醸造業を創業した会社です。上皇后美智子陛下のご実家が創業家という事でも知られています。
西武線旧入間川橋梁 2021年04月03日 | 車窓 西武池袋線の元加治ー仏子間の入間川に架かる入間川橋梁の旧線。大正四年(1915)の西武線開業時に架けられた全長約100mの橋で5本の煉瓦橋脚を持つ上部プレートガーダー橋となっています。複線化に伴って昭和四十四年(1969)に50m下流に現橋梁が開通し開業以来の役目を終えましたが、現在も橋台、橋脚、桁ともに遺され下り線左側の車窓からその姿を見ることができます。
高輪の2つの遺跡 2021年01月14日 | 車窓 京浜東北線北行電車車窓。明治五年(1872)、鉄道開業時に、当時の海岸線より海側に線路を敷設するため石積みの築堤「高輪築堤」が作られました。海岸線はその後どんどん埋め立てられ、築堤も盛土によって隠されてしまい品川駅周辺の再開発が行われる近年まで、旧在来線の下に埋没していました。かつての海岸線に沿って、江戸時代の東海道が通っておりこの築堤の向こう側には、高輪大木戸の遺構も遺されています。
森ヶ崎の鼻干潟 2020年08月17日 | 車窓 東京港の昭和島と京浜島、羽田空港、そして森ヶ崎に囲まれた京浜南運河の干潮時に見られる干潟は、森ヶ崎の鼻と呼ばれコアジサシなどのコロニーとなっています。この時期は、東京モノレールの車内からも、その様子がよく見られます。
富士山吉田口空撮 2020年05月28日 | 車窓 富士山北側からの空撮。小御岳火山の露頭や御庭付近の側火山などが判ります。奥庭・御庭の火口と、山頂火口を挟んだ反対側には宝永火口が口を開けています。左の稜線から少し顔を出しているのが宝永山です。
朝イチ新幹線の車窓 2020年05月15日 | 車窓 昔、出張族だった頃、よく朝一番の新幹線に乗ることが多かった。新幹線の車窓から見る富士山はとても好きで寝る間を惜しんで車窓を眺めていた。一番好きだったのは、雪をかぶった富士が朝陽に照らされた薄紅色の富士。赤富士よりも、優麗な山容でした。
大宮操の桜 2020年02月19日 | 車窓 大宮駅の南、上野寄りにある大宮操車場。鉄道貨物全盛期には、大宮操駅として機能し現在でも貨物輸送の拠点となっています。この操車場と大宮駅の間に「大宮操の桜」と呼ばれる大きな河津桜が、この時季になると花を咲かせ行き交う列車の車窓を彩ります。今年は、いつもの年より満開の時期が早いようです。
もうこんな季節 2019年11月08日 | 車窓 気がつけば、ひんやりとした風が青空を更に青くするそんな季節になりました。雪をかぶって、滑りやすくなった富士山が、埼京線の車窓にくっきり見える季節です。(戸田付近にて)