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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



達磨大師の耳輪。アマゾンで注文したが2回イメージに合わず。ようやく。やはりこれがないと雰囲気が出ない。 首が完成し、身体を一気に作る3日ほどまでが一番面白い。乾燥が終わり着彩までの修正が、どうしても作業という感じで飽きるので、蘭渓道隆、無学祖元、雲水姿の一休宗純を、あっちやったりこっちやったりして進めて行く。そういえば、今回、モンゴル人とインド人まで作ったことになる。これらを仕上げれば、今回、予定の被写体は全て揃うことになる。しばらくは余計なことを思い付かないでくれよ、と。 危険なのは、制作以外の油断している時に限って、棚からぼた餅のようにイメージが降って来る。たまたま居合わせた目撃者によると、いかにも思い付いた、という顔をするらしい。養老孟司によると、人間は頭に浮かんだ物を作るように出来ているらしいが、浮かんでしまうと抑えが効かなくなり、思春期のサルの如しとなる。 嗚呼、また考えてしまう。死の床でぼた餅が落ちて来たら悶え苦しむことになるだろうと。

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