永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

この季節になると思うこと。

2011-08-16 09:05:19 | 日記・エッセイ・コラム
終戦記念日で戦時下に亡くなられた方の慰霊式報道や戦争体験者の語りが新聞TVでことしもありましたが、戦争体験者の方たちは高齢となり声がだんだんと少なくなってきているような気がします。
ぼくの中学・高校生時代の教師には特攻隊の生き残りや抑留経験の体験者も多く、授業の合間に悲惨な時代の体験をよく語っていました。今思うとその時の先生たちは45歳から50歳くらいの年齢であり、当時15歳から18歳のぼくらからすると、その先生たちの話しの内容はリアルなものがあったわけです。
ぼくの母の戦時下体験の話しには、空襲の語りにはリアルに燃え上がる炎の色をカラーでイメージしたものです。逃げる道の様子など時間軸まで想像できました。
夏お盆の時期になると大戦を振り返り報道がなされますが、今も地球上のどこかで局地的な争いがあっているわけで、ぼくらの時代は平穏に毎日を送っていますが、何時どこで不穏なことが起きてもおかしくないことを、先輩の体験話しから汲み取らなければならないと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿