海峡の町。〈C〉永野宏三・ひろみプロ
ことしも半年経ってしまいましたね。なんでこんなに速いのでしょうね。カレンダーの月が変わるといつも思います。ことしはいろいろと世情が混乱、混迷の時が続きましたから、メモリーを確認しても頭の中でいろんなできごとが交差して定まりません。できるだけ穏やかに毎日を生きていこうと思うのですが、どうも情報に惑わされて思考回路が本来の自分とは違うところで世情を見ているようです。仏教用語に無常ということばがあるから、本来は行き当たりばったりが現世であるのがあたりまえなのかもしれません。
変わらない流れと云えば関門海峡の流れです。関門は海峡の流れで自身の風景を見ていると思います。けっこう関門は時代に左右されてきた海峡ですが、海峡を挟み住みそれぞれの時代に住んでいる人たちは、時代の思惑を潮の流れに耐えて潮が押し流す情けでいつの時代もこの海峡の町に生きています。海峡の気質の流れは激しいけれど風景は変わりません。
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