時間が止まり、町路は人を欺く。門司港千日。 2012-07-04 14:10:19 | 日記・エッセイ・コラム 門司港駅から離れた繁華街から山手に向って拡がる住宅街の建物は、今どき見られる他都市の再開発などのように建て替え進んでいないためか懐かしい風景が連なっている。 町並は生活のにおいが今も漂っていて、昭和三十年、四十年代にあった風景がつぎつぎ登場する。狭い路地に一歩入ると、ますます懐かしい街の風情が妙に気持ちが郷愁に落ち入ってしまう。 碁盤のような路がとつぜんに込み入った路地になったり、うねりのある曲り路になったり、凹凸があったりと、独特な町の形状がそうさせるのかも知れない。ちょっとミステリアスな魔界都市にも似て、町路の散歩者を飽きさせることはない。 « 町路は狭く人の情けを巡る道... | トップ | 七夕の日。星空の日。あの頃... »
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