凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

だったら書かなくてもいいじゃねぇか。

2009年07月08日 | テレビドラマ
えー、…ブルーレイレコーダー・ディーガこと「あくせる君」に録画しているにも関わらず、最終回まで全く観ないまま終わってしまったドラマがあるという…
春ドラマ期間が終わりまして、今週あたりから「夏ドラマ」でございます。

まぁ、前から思っていたのですが、「春」「夏」ってぇのは、それほど「重厚」な内容のドラマってぇのは放送されません。
季節を意識してなんでしょうかね、比較的「春はほのぼの・明るく活動的な」「夏はさらに明るく、内容はある程度無視しても、ともかく爽やか系で」みたいなものが多い。
…問題作だったり泣けるものは秋・冬。

個人的には、「秋」「冬」の方が観るものが多い、つうのが現状。

そんなわけで、まぁ、「あくせるに録画したのにまだ観ていない(ちなみに阿部寛さん主演の『白い春』ですが)」作品があっても、特に春ドラマの場合不思議でも何でもないのですが…。

つうか、『BOSS』の最終回、まだ観てないな。

てなわけで、本題。
始まりました夏ドラマから。

フジテレビ系火曜22:00~『恋して悪魔~ヴァンパイア・ボーイ
出演:中山優馬 加藤ローサ 近藤真彦 ベンジャミン伊東さん…あとわからん。

いやぁ、もう一つの競馬ブログ更新してましたら丁度やっていたもんで、テレビ点けっぱなしにして「ながら観」。
…なんですけど、「その程度」で殆ど内容がわかってしまう。
要するに、主人公がヴァンパイア(吸血鬼)で、「成人の儀」の為に人間の世界にやってきて高校生として生活を始めるが、周囲の環境に馴染めないず、そして「成人の儀」も行えず…。
てな話。
「成人の儀」てぇのは、「吸血」ですね。女性を一人選んで、吸血すれば、終わり。
でも、彼は人間嫌いなのでできない。
で、彼の担任となったお節介な「女性教師」が絡んでくる、と。

まぁ、それだけの話です。

おそらくはこのあと、ライバルのヴァンパイアが登場して「善と悪の戦い」みたいなモノも行われるでしょうし、マッチ扮する「ヴァンパイアキング」の真意みたいなモノの描かれるでしょう。あと、周りの人との触れ合いとか、ね。

…でも、大体、展開的に「意外性」なんてぇものは期待できません。
ストーリーに魅力も感じません。
つうか、好き嫌いはあるでしょうが、「加藤ローサが女性教師で過去に初恋の相手に死なれている役」の段階で…ワタシ的には無理があると。
なんか、そこらへんも馴染めない。
多分、レディスコミックとか少女漫画で最近の王道となっている「乙女男子萌え」そのものの…って、たぶん、「マンガ原作」なんでしょ?これ。

もっとも理解できないのが、「なんでこれが22:00台に放送されるのか」です。
21:00台か深夜23:00が妥当かと思われます。
昨今比較的「20代でも50代でも観られる放送枠」となっているのが22:00台と捉えているのですが…
明らかに視聴者層が限られますわ、この作品。

どうにも昨今、「脚本に困る→とりあえず、ちょっと受けそうなものを扱う→適当な配分ができずまた困る」「そしてなんとかジャニーズの若手かDボーイズを配役に使う」みたいな傾向がありませんかね、TVドラマ。

時間埋めるだけならバラエティ単発のが良い気がします。







勝った。

2009年07月03日 | 雑記
が、勝った瞬間を撮影しておけば良かったと後悔しております。


…スターホース2です。
WBCマイル。

9代目まで続く「奥田民生名一族」と「スピッツ名一族」を尻目に、3代目の「矢井田瞳名一族」の『バズスタイル』が戴冠いたしました。

…つうか、これまでの努力って…

( ̄▽ ̄)

終わりと始まり。

2009年07月02日 | 本・漫画
えー、ココんとこPCで更新できる時はするようにしております野楽亭でございます。
…そーでもしないと、ホントに「パソコン嫌い」になりそうなので。

あれですよ、うちのパソコン「ラヴィ先生」よりも、会社の「日立の一体型」に触ってる時間が10倍くらいなのですよ。
…いやぁ、触りたくなくなりますね、キーボードに。
つうか、パソコンのメールは嫌いになりました。

てな話とは別で。


えー、ひとつの物語が終わりました。

浦沢直樹×手塚治虫PLUTO」。

以前にも書きましたが、「神様」手塚治虫さんが書いた名作「鉄腕アトム」の、これまた名エピソード「地上最大のロボット」を、現代の巨匠・浦沢直樹氏がリメイク?した作品…
リメイクつうか、オマージュつうか、カバーつうか、トリビュートつうか…。
ともかく、そういう作品ですが…

もー、はっきりと、「浦沢作品」ですね、これは。

手塚先生が「ライフワーク」としていた、「戦争の残酷さ、それを止めない人間の愚かさ、そして平和への願い、命の尊さ」を、浦沢さんのテイストで確実に描いてはいるのですが…

なんか、「MONSTER」のラストを思わせるような…というか、石ノ森章太郎さんの「人造人間キカイダー」のラスト・「人間になったピノキオは果たして幸せになれたのでしょうか?」という問いかけを思い出しました。

「憎悪からは何も生まれない」…確かにそうですが、「憎悪を知ってしまった」アトムは、果たして「強く優しく正しいロボット」のままでいられたのでしょうか?
…ラストシーン、「アトムの頼み」をきいて解放されたブラウ1589の行動。
あれは人間そのものですな。
そして、それを頼んだアトムの真意は…?

やっぱり最後には「謎」が残ります。

つうか、ちょっと、「ゾッ」としましたね、ワタシは。


そして、ひとつの物語が始まりました。

浦沢直樹+長崎尚志BILLY BAT」。

浦沢さんが講談社・モーニングで描く、「20世紀少年」よりも遥か昔の「昭和」。

物語は1949年・終戦直後のアメリカと日本。
第二次大戦後・「赤狩り旋風」が吹き荒れるアメリカで、大人気漫画「ビリーバット」シリーズを描く日系人・ケヴィン・ヤマガタは、ひょんなコトから自分の生み出したキャラクター・ビリーそっくりの絵が日本に存在することを知ってしまう。
周囲の反対を押し切って日本に渡った彼は、GHQに復帰し、「自分の絵の原型」の捜索を始めるが…
古文書に描かれた「黒蝙蝠」やかつて殉死した兵隊の腕に描かれていた白い蝙蝠、同僚への殺人疑惑、そして続く謎の事件、GHQ上層部や街の実力者の暗躍(?)、
…売春婦たちが「神」と呼び祈る「白蝙蝠」の絵。

…謎の人物が次々現れては謎の行動を取りまして…幻惑されますな、こりゃ。
つうか、1巻目読んだ限り、さっぱりわかりません。

多分、普通の漫画家がこういうの描いたら、「未完」で終わるか、中途半端な辻褄合わせで終わっちゃう気がするんですが…

なんせ浦沢作品ですから。
多分最初に予測した終わりにはならない。


どーゆー展開になるんだか想像したところで、常に上行かれちゃうのは目に見えてます。
なんで、単純に物語を愉しもうか、と。

ただ…。

どんぐらいの長さの物語になるんだか、それすら想像できない。
またマンガの山が出来そうな悪寒。