凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

「お前に生命を吹き込んでやる」・・・・さいですか。

2006年08月18日 | 本・漫画
えー、毎度丑三つ時の更新でございますが・・・・。
あ、前回は朝方だったか。
いえ、どっちにしろ、ここんとこ、こんな時間に「ぼけぇー」っとしてる感じ。
いや、「ぼけぇー」としていられりゃいいんですが、そういう時間すらない場合も。
困ったモンでございます。
え?
「実際、今回は『マクラ』も考えてねーだろ」って?

はっはっは。・・・・図星です。


てなわけで、今回のネタ。
少年アドベンチャー漫画家・皆川亮二さんの最新作(?)、「D-LIVE!!」。


えー、最新作などと申しましたが、つい先だって完結の15巻が発刊されまして・・・・。

前々回書いた「からくりサーカス」と同じ日に買いましたがな。


えー、皆川さんの作品と申しますと、あの巨匠・大友克洋さんがメガホンを取り映画にもなった「スプリガン」の、「作画担当」。・・・・初期にこういった「代表的作品」を作ってしまうだけあって、そーとーな画力の持ち主・・・・ですが、ワタシ、実際にこの方の作品に触れたのは、前作「ARMS]から。・・・・これもアニメになりましたけどね。

本作は、「ARMS」終了後、一息ついた・・・・ってな頃合にですかね、同じ「週刊少年サンデー」に連載された作品。今年の春まで載ってたんですよ、サンデーに。
ああ、サンデー読むトコ無くなってきたなぁ。
あと「結界師」と「史上最強の弟子ケンイチ」くらいか?・・・・今読んでるのは。

いやいや、そういうコトはおいといて、ひとまず。

えー、前作「ARMS」では、「究極の生命兵器・ARMS」を巡って、運命に翻弄されながらも懸命に生き抜こうとする少年少女達と、彼らに関わる大人達の姿を、非常に「カッコ良く」描いておられました。

今回(?)の「D-LIVE!!」については、「究極の人材派遣会社・ASE」に属する、スーパーマルチドライバー(要するに、エンジンとハンドルがあるモンなら、何でも操ってしまう)・斑鳩 悟君の活躍を描いた、エンターテイメント作品。
主人公の設定が「スプリガン」同様、「普段はふつーの高校生」てなところから、前回ほど「重い」感じはしないな、てな風に思っていましたが・・・・。

確かに、「ARMS」ほど重くはないし、なんだか「ほのぼの」した話もあるし・・・。
と思ってたんですけどね、いや、ナカナカ。
最終話収録の「14巻~15巻」。
「ナチスの遺産」を巡って対立してきた、テロ集団「キマイラ」との最終決戦、斑鳩君の「師匠超え」のあたりの下り、・・・・ナカナカいい感じだったなぁ、と。
特に、「力を持ってしまったが故に、怪物にしかなれなかった」というテロ集団の首領・ミハイルに対し、トコトン「ヒトの好い」斑鳩君が、トコトン「友達として」接する辺りなんぞは、どこか「ARMS」の最終話での、「怪物をも包み込む優しさ」にも通じるかと・・・・。


って、どっちも読んでねー人間にはサパーリな説明ぢゃねーかーーー!!

いやいやいや、すいませんね、タマーに内容書こうなんて思うとこーなっちゃうんですよ、ワタシ。
ンなモンで、またリンクしてありますんでね、興味持たれた方は、是非。

いやいやいや、チョット待った、あのー、是非ね、絵だけでもいーんで、皆川さんの作品、観てみてくださいな。
アブねーな、今回、そこがいーたかったんですよ、ワタシ。


えー、この作品、「D-LIVE!!」ってだけありましてね、いろーんな乗り物の、それこそいろーんなアクションシーンが出てくるんですけどね。
こーゆーの、「マンガ」すると、ともかく「よっぽど絵が上手くないと」つうか「表現力がないと」、実写を超えられないもんですよ。
映画「タクシー」シリーズなんざね、クルマが有り得ない事になってるでしょ?
あーゆーの、絵にしたってしょーがないんです、ホントは。迫力ないし。

ところが、皆川さんの場合、逆。
「画力がありすぎちゃって、多分、実写で再現できないアクション」になっちゃってる。まぁ、「頭文字-D」よろしく「全編CG」でもどーかな、・・・・つう感じ。

これはホント、マジで。
おそらくね、「昨今の漫画家さんの中では、最も『実写感覚』のある方」ではないかと。
ホント、「絵」だけ挙げても、このヒトの作品は←こんな感じでオススメできますよ。

いや、ハナシも無論、面白いんですけどね。


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