凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

勲章なき「最強」。

2009年11月05日 | 競馬
えー、画像はかなり・・・・つうか、2年前のジャパンカップダート勝利時に描いたイラスト。
なんせ、今年はGIイラスト、一枚も描いておりませんので(おそらく、2009年GIは封印されそうな勢いで・・・・)、この「最強馬」の絵、これと合わせて2枚(もう一枚は昨年のフェブラリーステークス)しかありません。

えー、記録ってぇのはいつか更新される(あえて破られるとは言いません)もんでございまして、更新するならこの馬が一番近いところにいたのは確か。

「あの」ディープインパクトと同期生。

砂の最強馬・「ヴァーミリアン」。

川崎記念1勝・JBCクラシック3勝・ジャパンカップダート1勝・東京大賞典1勝・フェブラリーステークス1勝・帝王賞1勝・・・・GI勝利/計8勝。

先日11月3日・地方の名古屋競馬場で開催されたJBCは3連覇の偉業。

まぁ、8勝中6勝は「地方競馬」なんですけど、記録上、「シンボリルドルフ」「テイエムオペラオー」「ディープインパクト」の7勝を抜き、さらに次のジャパンカップダートで「9勝目」を狙おうという、元気な7歳馬。

一言、「すごい」としか言いようがないんですけどね、・・・けどね。

これが、全然話題にならない。

むしろ、これがスゴイ。

どんだけ認知度が低いんだか、競馬って。
つうか、普段「ウオッカ」だの「ブエナビスタ」だの騒いでる競馬メディアって、どんだけ話題作りが下手なんだか。

結局、
「すごいねー、ディープって。速いんだねー馬って。・・・・で、フェラーリとどっちが速く走れるの?」
くらいの認識の方々にしか訴えられないものなんだろか。

・・・・ほんと、不思議。

それ以上に不思議なのが、
「ヴァーミリアン、どんだけ強くても、記録更新したとしても、おそらく2009年の年度代表馬にはなれない」ということ。
これが、たとえ「ジャパンカップダートを勝って9勝目を挙げても」、です。

だって、まず、「ダート馬が年度代表」になったことがありませんからね、そもそも。

その上で不思議なのが、3連覇となった先日のJBCクラシック、前日オッズとは言え、ヴァーミリアンは4番人気・・・・です。(当日は1番人気でしたが・・・・)
一番人気はGIどころか・・・・のマコトスパルビエロ。
どーゆーことなのよ?・・・・としか言いようがありません。

ある意味、嫌われているんでしょーか、ヴァー君。

去年のジャパンカップダートはしょうがないじゃんねぇ、・・・・武豊ちゃんが怪我して乗れなかったし。乗り替わりがアレだし。
カネヒキリは確かに強かったし。
・・・・しかして、あのレースで印象が悪くなった気がしないでもない。

まぁ、それにしても。

ワタシ的には、たぶん貰えるだろう「2009年度NARの特別賞」が「実質の年度代表」だと思います。

そんだけ、GIて勲章は重いのよ。
だからみんな頑張ってるのよ。

むしろ軽んじているのは・・・・見る方・語る方じゃねぇのか、と。

何はともあれ、

おめでたいぞ、ヴァー君。



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