えー公開初日とはいきませんでしたが、二日目にこれ。
ここらへん、ハマり方の差…てなわけではありませんが…
『劇場版 ガリレオ 容疑者Xの献身』
出演:福山雅治 柴咲コウ
堤 真一 松雪泰子 北村一輝
えー、ドラマ「ガリレオ」放送とともに企画されたという、異例の劇場版でございます。
まあ、ガリレオというドラマ自体、観始める際にあまり「期待感」を持たなかった為(逆にそのお陰でハマったんですが…)、テレビドラマ開始とともに報じられた「劇場版製作」には…
「ちょっと…ねぇ。
そこまで企画モンなのかよ?」
まあ、そんな気分。
結果として、「ありえねぇ」と思いつつ、ガリレオ先生と内海ちゃんのやり取りにハマってしまったワタシとしましては、当然ながら、
「公開されたら観に行くか」
に変わってました。
それにしても。
テレビテイストは残してますが…
これはドラマの映画化ではなく、小説の映画化なんでしょう。
むしろ、…ワタシも良く知りませんが、テレビドラマよりも「東野圭吾テイスト」が強いんじゃないかと。
他の映像作品で言えば「白夜行」などでも見られる、
「ほの暗い現実の中にある、小さな希望とささやかな幸せ≧人の命の重さ>自分という存在」
のような不等式。
これが「献身的行為」の理由だったりする。
普通に生活する中では、正直、理解しがたい行動原理ではありますが…
わからなくもない。
が、やっちゃまずい。
つうか、他になかったのか。
いや、ないか。
……哀しいな、これは。
ドラマの犯人たちがある意味「どう言い訳したって犯罪ですよそれは」というくくりが出来るのに対し、この事件の犯人は……。
ある意味幸せであり、ある意味不幸である。
まあ、そういう「やるせなさ」がこの映画のテーマなんでしょうが…。
まあ、テレビドラマ「ガリレオ」とは別物…といっても良いでしょう。
それが証拠に、渡辺いっけいさんやら品川 祐あたり、殆んど出番なし。
コミカルな部分は大体、ガリレオ先生と内海ちゃんのやりとりに集約され、全体的には、ともかく容疑者X=堤 真一さんの作り出す「謎」とその「原理」、それと対決するではなく、その「心理」と「真理」に近づこうとするガリレオ先生の苦闘を描いてます。
こらー、だって、「戦い」としては、ガリレオの負けが最初から見えてますからね。
「あらゆる事象は科学で立証できるが、『愛』は解けない」
いみじくも、この段階で勝負は見えてる、と。
いかん、かなりネタバレだ。
ともかくは、テレビのノリを期待すると「地味」に見えますが、これは「ガリレオという形の違う作品」と捉えますと…
あまりに「ささやか感」が哀しい作品です。
ちょっと「電王後」には辛かった、精神的に。
ちなみに、同じ日・違う場所にてこの映画を観た、うちの職場の御姉様。
感想を伺いますと。
「原作より良かった!特にキャストが!」
…あー、堤さんね。
「かっこいーよねー!」
えー、この御姉様、「舞妓haaaaan!」も同じ感想。
ああ、さいですか。
ここらへん、ハマり方の差…てなわけではありませんが…
『劇場版 ガリレオ 容疑者Xの献身』
出演:福山雅治 柴咲コウ
堤 真一 松雪泰子 北村一輝
えー、ドラマ「ガリレオ」放送とともに企画されたという、異例の劇場版でございます。
まあ、ガリレオというドラマ自体、観始める際にあまり「期待感」を持たなかった為(逆にそのお陰でハマったんですが…)、テレビドラマ開始とともに報じられた「劇場版製作」には…
「ちょっと…ねぇ。
そこまで企画モンなのかよ?」
まあ、そんな気分。
結果として、「ありえねぇ」と思いつつ、ガリレオ先生と内海ちゃんのやり取りにハマってしまったワタシとしましては、当然ながら、
「公開されたら観に行くか」
に変わってました。
それにしても。
テレビテイストは残してますが…
これはドラマの映画化ではなく、小説の映画化なんでしょう。
むしろ、…ワタシも良く知りませんが、テレビドラマよりも「東野圭吾テイスト」が強いんじゃないかと。
他の映像作品で言えば「白夜行」などでも見られる、
「ほの暗い現実の中にある、小さな希望とささやかな幸せ≧人の命の重さ>自分という存在」
のような不等式。
これが「献身的行為」の理由だったりする。
普通に生活する中では、正直、理解しがたい行動原理ではありますが…
わからなくもない。
が、やっちゃまずい。
つうか、他になかったのか。
いや、ないか。
……哀しいな、これは。
ドラマの犯人たちがある意味「どう言い訳したって犯罪ですよそれは」というくくりが出来るのに対し、この事件の犯人は……。
ある意味幸せであり、ある意味不幸である。
まあ、そういう「やるせなさ」がこの映画のテーマなんでしょうが…。
まあ、テレビドラマ「ガリレオ」とは別物…といっても良いでしょう。
それが証拠に、渡辺いっけいさんやら品川 祐あたり、殆んど出番なし。
コミカルな部分は大体、ガリレオ先生と内海ちゃんのやりとりに集約され、全体的には、ともかく容疑者X=堤 真一さんの作り出す「謎」とその「原理」、それと対決するではなく、その「心理」と「真理」に近づこうとするガリレオ先生の苦闘を描いてます。
こらー、だって、「戦い」としては、ガリレオの負けが最初から見えてますからね。
「あらゆる事象は科学で立証できるが、『愛』は解けない」
いみじくも、この段階で勝負は見えてる、と。
いかん、かなりネタバレだ。
ともかくは、テレビのノリを期待すると「地味」に見えますが、これは「ガリレオという形の違う作品」と捉えますと…
あまりに「ささやか感」が哀しい作品です。
ちょっと「電王後」には辛かった、精神的に。
ちなみに、同じ日・違う場所にてこの映画を観た、うちの職場の御姉様。
感想を伺いますと。
「原作より良かった!特にキャストが!」
…あー、堤さんね。
「かっこいーよねー!」
えー、この御姉様、「舞妓haaaaan!」も同じ感想。
ああ、さいですか。
ああ、堤真一出てたわ(笑)