凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

報道について思う素朴な疑問。

2009年11月11日 | 雑記
整形してまで2年7ヶ月逃亡していた容疑者が確保されたが…

報道の内容の九割は「推測」と「憶測」である。

何せ本人がまだ何も自供していないので。

ただ、「世間を騒がしてまで逃げ続けて何を思う」というコメントについては。
まあ、これは全ての報道に言えるのですが、


世間を騒がしているのは容疑者本人ではなく、報道である。

疑問ばっか投げ掛け、同じ内容を何度も繰り返し、結局はあやふやなまま番組を終わらせる。


芸能人の薬物使用もそうだったが、

「事実だけ簡潔に伝えろ」と。


本当のことを知りたい「関係者」にだけ伝われば良い事実もあるが、それさえぼやけてしまう気がしてならない。


身柄拘束され、新幹線で移動したのち、駅で護送される容疑者を取り囲む報道陣の向こうで、
「きゃーー」
という、女性の金切り声。悲鳴。

ホームにでも落ちたか?
誰かに突き飛ばされ、倒れ、踏まれでもしたか?

そっちの方が気になったが、それには誰も触れない。

当たり前っちゃ当たり前だが、「1億総陪審員」てなわけでもあるまいし。


今起こったことはどうでもいいのか?


こういうのが、本当に解せない。

ニッポンの親父。

2009年11月11日 | 映画
森繁久彌さん、老衰で逝去。

ワタクシの第一声はやっぱり、

嘘?!

でした。

若い世代の方は知らないでしょうが、・・・・ともかくスゴイ役者さんだったのです。
が、

ワタクシ、うまく説明できませんので、ここをクリック→「森繁久彌」してくださいな。

ワタシの中でのイメージといえば、テレビドラマシリーズ「オヤジのヒゲ」での頑固親父っぷり。息子役の竹脇無我さんとの遣り取りが、子供ながらに滑稽で可笑しかったのを覚えております。

あとはロングランヒットとなった舞台「屋根の上のバイオリン弾き」。
「『しきたり』はどうなったのだぁー!」
の名台詞。

病に倒れたのち、「役者定年、引退」宣言をされたときもショックではありましたが・・・・この訃報には・・・・。

「人間て、やっぱいつか死ぬもんなんだな」

という、当たり前といえば当たり前だし、「普遍的なもの」といえばそうだけど、ともすれば一番忘れがちなことを思い知らされた気がします。

・・・・安らかに。

つうか、最近こんなハナシばっかですわな、ホント。