凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

たまには社会派で。

2007年06月30日 | 雑記
えー、ぶっちゃけた話、「ここに書くなら『府中の森』に書け」いう話。

ひさびさにね、『太田総理』を観てました。
爆笑問題は好きだし、企画としても面白いなあ、と思ってたんですけどね、最近は観てませんでした。
観てるとムカついてくるもんですから。

何がムカつくって、『知識層とか議員と言われる方々が、ここでの発言を本気で言ってるわけではなく、とりあえず総理の意見に反対して、場を盛り上げる為』だけに出演しているのが見え見えっつーのと、結局ただ反論するのが芸風な馬鹿芸人しかおらず、全く建設的ではなく、何が提示しているわけでもないあたりが…。

まあ、放送の無駄であろうと。
『検索ちゃん』のがね、良い番組ですよ、実際。

で、本日はたまたま観ちゃった。

で、やっぱり憤慨しました。

えー、本日のマニュファストは、カンニング竹山による「少年法廃止」。
賛成派は庶民派知識層と庶民派芸能人。
反対派は野党議員と所謂知識人と馬鹿芸人。

まー、あれは何時間やったって無意味。
もーね、お互い同じ事しか言わない。
賛成派は「被害者の事を考えたら抑止力にもならない少年法で裁く意味がない」。
反対派は「社会や大人に問題があり、裁かれる加害者もまた被害者」。

まあ、どっちもね、一面的には正しいんですが。

問題は他にある。

そも、少年法適用は事件の大きさと関係なく「年齢」が基準になってますな。 これ自体が問題。

例えば、軽犯罪にあたる部分に成人並の刑罰は、確かに重すぎるんです、未成年には。
スカート捲りやのぞきやって実刑とか謂われたら、そらー未成年には重い。
これで鑑別所はないです。
でもね、重罪=成人でも10年以上の懲役になるものに対し、保護観察だの少年院に3年だのって…。

事件起こしたのが「責任能力のない未成年」で、「義務教育より短い期間で更生する」つう考え方自体、甘い。

だって、ここでいう「更生」って、「罪を自覚し理解し、その責任を負い、償いつつ、自分自身もまっとうな人生を送るよう努力する」とこまで、ですよ。
まあ、成人だってそうなんですけど。

「社会や学校や親のせいで歪みまくった少年少女」が、長くて3年・大体が1年半で、そこまで更生するってぇのは、並大抵ではないですよ。

つうか、「少年院自体がそこまで子供たちをみれるか」つう話。

現行じゃ到底無理。

実際、今の少年法には「殺人」や「放火」「強盗」なんてぇ、「重大犯罪」を裁く設定になってないんです。
だったら、「廃止」か「改正」するしかない。

ところがね、「改正」つう意見がいっこもない。

まあ、前向きな意見じゃ対立しないから駄目なんでしょうがね、それにしても…。
内容が稚拙。

よく続ける気になるなぁ、太田ピカリ。


大体が、野党とは言え議員が出ててあのレベルじゃ、話し合い自体無駄。


まあ、一番要らんのはケビンなんとかだぁなぁ。

あれ、誰が出演させてんですかね?

存在が不快。

てなわけで、次の改編で続けるようだと、…太田ピカリ君、才能の無駄遣いだと思いますが。