凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

復活というべきか?

2006年04月23日 | 音楽
2週間の騎乗停止明けの蛯名正義騎手、メイン復活飾れず・・・・。
いや、そっちぢゃなくて。

「Shall We Dance?」の周防監督、今年秋にようやく新作クランクイン・・・・。
そっちでもない。

えー、いろんな意味で、世の中、上には上がいるモンです。
てな訳で今回、

13年振りに新作を発表したドナルド・フェイゲン(スティーリー・ダン)のアルバム、「MORPH THE CAT」。

つうてもですね、正直、あんまり詳しくは無いんですよ、この人についても、「スティーリー・ダン」つうユニットについても。
ただですね、13年前のアルバム「KANAKIRIAD」(カマキリヤド、と読む。・・・・日本語の「螳螂」をモジッタ造語らしいです)よりもさらに前のアルバム、「NIGHT FLY」・・・・これが、カマキリヤドからさらに11年前の作品ですから・・・・。

そんな仕事っぷりが羨ましい・・・・否、イイのか?・・・・と。

えー、「ドナルド・フェイゲン」なんてぇ名前だと、「誰?」って方も多いと思いますし、「スティーリー・ダン」だと尚の事、「何ソレ?」ってなると思います、特に若い方。
でもですねぇ、多分、どなたも、テレビ見ていれば、彼の曲は昨今、耳にしているかと・・・・、何のCMか忘れましたが、名曲「I・G・Y」が流れております。

♪ちゃ~チャ~チャ~ちゃあ~、ちゃ~ちゃ~チャ~、ちゃっちゃらら・ちゃっちゃらら・・・・「すたぁんでぃんひぁ・・・・」
なんて感じで。

わかるわけないって。

えー、なんつうんですかね、名義的には「ロック」なんでしょうけど、いかにもNYの場末のライブハウスとかで「モボ」(死語だって)っぽく、「ジャス・フュージョン」っぽい・・・・要するに「オサレ」っぽく演奏してそうなタイプの音楽ですね。
いや、NYどころか、場末のライブハウスも行ったコトないけどさ、そんな感じで解ってください。

んで、話し戻りますと、ワタシですね、24年前の「NIGHT FLY」つうアルバムが好きでして。・・・・なんつうんですかね、・・・・当時、「MTV」とか大流行りだったんですけどね、そんな「テレビメディアで映像が流れてないとダメ」な時代に、いかにも「FMラジオ」向きな音楽コンセプトとセンスの地味さがですね、どーにもたまらなく良かったんですね。(・・・・だって、ジャケ写真がモノクロでDJに扮した、ちょっと強持てなヤサオトコですからね、田島貴男みたいですよ、ホント・・・・って、田島貴男が誰だって、そーゆー突っ込みはナシで)
んで、アルバムの内容がね、これがまた、渋い。
「I・G・Y」から始まって、「ナイトフライ」「ニューフロンティアー」・・・・なんてね、ホント、良いんだ、渋くって、ダラケてて。

んで、時は流れまして・・・・。
「KAMAKIRIAD」発表の時はですね、・・・・気がついたら「とっくに」でてたんです。
洋楽のアーティストの新作ってぇのは、ある程度「鮮度」が大事なとこがあります。
「あ、出てたんだ」なんつうとですね、
「・・・・あー、どーしよっかなぁ、今買うか・・・・って、何か他が出たときでも・・・・」
てなことになりまして、・・・・で、ついには1年~2年、3年と、
「あ、買いそびれた」
なんてぇことになります。

まして、10年単位でアルバム出さないヒトでしょ、2、3年なんてぇ、あっつう間です。

んで、あっという間に24年。

すごいですね、時が経つのは。

今回はですね、当時「ベストヒットMTV」なる番組をやっていた小林克也さんのFM番組、「FUNKY FRIDAY」でアルバムタイトル曲が流れた段階で、
「買お」
即決でしたね。

何で即決って、

24年前と、「声」も「音楽センス」も一緒だったからで。
別に「竿竹屋」じゃなあないんですけどね。

もー、何の迷いもありませんでした。
ただ、「今買わないと、また10年ぐらい忘れそう」な事は心配でしたけどもね。


morph the cat