ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

ドイツの半額パン屋

2009年08月28日 | 気になる食材
残暑でしょうか、今日は30℃になりました。
快晴の上に午後からの仕事がキャンセルになり、
これはちょいと街へ散策へ行こうと思い立ちました。
旦那様は用事があるので、今日は一人外出。
バスに乗って駅の南側に行って来ました。

この通りは今年の9月5日に100周年を迎えます。
街の中でもそんなに古くない地区の一つ。


この通りの先の角に目的あり。

ここです。
見えにくいけど、この一階の黄色い看板のところ。



これがお店のウィンドーでございます。

ここ、実はパンが半額のお店。
もちろんワケありパンなんですが…
実は、ここで売られているパンは前の日のもの。

街のパン屋さんで売れ残った当日分を買い取り、
このように半額で販売しております。
こうやって店舗を構えているところもありますが、
屋台みたいな小さいお店も他の地域で見られます。
私も一度、好奇心で半額パンを買った経験あり。
味はまあまあ…でも、やっぱり焼きたてが美味しいかなぁ。
顧客は年金生活のお年寄りが多いでしょうか。

私はパンの質が変わるわけじゃないんで、
節約にはこれオッケーかなと思いました。
ところが、約一名から物言いが上がりました。

「そんな、パンくらい…
と旦那のひとことで、半額パンは我が家では却下。


日本に居た頃、ちょっと節約を…と思い、お米を替えたことがありました。
いつものお米屋さんではなく、スーパーの特売品を購入。
そのお米を炊いて夕飯になったのですが、
ご飯を口に含んだ矢先…
「…米はそんなに高いですか?
と、うちの旦那からの重い質問。

まあ、以前食べていたものと比較すると500円くらいの違い。
すると…
「お願いです。お米は節約しないで下さい。
ハンガリー人の旦那から米に注文がつくとは!?

米は毎日食べる主食、だからこそ美味しくということ。
実はこれ、うちの父も全く同じ考えだった。
(ちなみに父は東北出身、米の味にはウルサイ)

節約重視でありながら、我が家で米とパンは聖なる領域。
半額パン屋さんは話しの種でおしまいです。

《今日の一句》
節約に 選ぶ旦那は 味覚音痴!?