ビジャレアル－サラゴサ

観戦日　9/26(火)
スコア　３－２
＜得点者＞　
ビジャレアル　　カニ、フォルラン、リケルメ
サラゴサ　　　　アイマール、ピケ
　
前半はお互いの攻撃面のいいとこが出て見応えのある試合。
ビジャレアルはリケルメに対してのマークがきつく、その分カニが古巣相手に頑張った。
ゴールを決めても宣言通り派手なパフォーマンスはなかった。
サラゴサはアイマール、ダレッサンドロのファンタジー溢れるプレーに感動。
この試合の先制点はダレッサンドロが左サイドからのダイレクトスルーをＳ・ガルシアが受けてゴールライン付近からのマイナスのボール。それをアイマールが落ち着いてゴール。
この流れるような得点が今のサラゴサの得点パターン。
見ていて惚れ惚れする。
このふたりプラスリケルメの中盤をぜひ代表で。
後半は前半のファンタジー溢れるサラゴサのプレーが完全に消滅。
ビジャレアルの一方的な展開。
前節までのあの調子の上がらなかったビジャレアルはどこに。
サラゴサのファール数がどんどん増えた。
アイマールのいらいらも募るばかり。
リケルメもところどころでリケルメらしさを披露。
が、絶好調時に比べるとまだまだ。
この男とホナウジーニョの調子が上がってくればリーガはもっと面白くなる。
それにしても、サラゴサはエル・マドリガルでの相性が悪い。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
カニ（古巣相手に遠慮なしのプレー。ゴール後は喜びを表に出さず）

バルセロナ－バレンシア

観戦日　9/25(月)
スコア　１－１
＜得点者＞　
バルセロナ　　　イニエスタ
バレンシア　　　ビジャ

バレンシアがフエラカンプノウで価値あるドロー。
前半はバレンシアがペースを握った。
先制もバレンシア。
右からミゲウがグラウンダーのクロスをビジャがうまく合わせた。
先制するとあのバルサ相手でもバレンシアペースにもっていける。
相手にボールを持たせ、しっかり守る。
厳しくなればファールする。
このバレンシアサッカーにバルサははまった。
そんなバルサも後半の早い時間に、後半入ったイニエスタが同点ゴール。
ここからバルサの一方的な展開。
ＦＷ、ＭＦ、あらゆるとこからのシュート、セットプレー、チャンスはいくらでもあったが、逆転することはできず。
この後半は両チームのいいとこが出た。
が、ホナウジーニョだけはあの笑顔がなりを潜めた。
バレンシアがドローに持ち込めたのもこの男の不調にあった。
ライカールトに使われることがないと思われたサビオラが途中出場。
あの時のカンプノウの雰囲気は凄かった。
バルセロニスタはサビオラを待っていた。
決定機も１度訪れたが、ここはサビオラらしくシュートはカニサレスの正面。
メスタージャでの折り返しが楽しみ。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
カニサレス（大舞台での強さが出た。難しいシュートもなんなくセーブ）

ベティス－Ｒ・マドリー

観戦日　9/24(日)
スコア　０－１
＜得点者＞　
Ｒ・マドリー　　　ディアラ


試合のペースを握っていたのはベティス。
が、この試合をものにしたのはマドリー。
こんな感じの試合展開が今後のマドリーの勝ちパターンになるかと思うとぞっとする。
これで勝ちを拾っても・・・。
リーガにいなくてセリエに行ったほうがいい。
ジダンのファンタジーが懐かしい。
まだ攻撃的な面を見せてた右ＳＢシシーニョの怪我もより守備的に磨きをかけそう。
そのシシーニョは靭帯をやったくさい。
長引かないならいいが。
そんなでも、やっぱりＤＦはかなり強化され、レジェスもいきいきしたプレーを披露し、もうちょっと辛抱してみるか。
ベティスは期待のブラジル人がぱっとせず。
特にインテルナシオナウからのふたり。
前節のアンダルシアダービーでは２得点のＲ・ソビスが全く機能せず。
ワグネルもリベルタで見せてた左からのいいクロスはなりを潜めた。
それもこれもカッペロマドリーの守備がいいからか。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
レジェス（アーセナルにいた時よりはりきったプレー。この男はやっぱりリーガが合う）

レディング－ユナイテッド

観戦日　9/24(日)
スコア　１－１
＜得点者＞　
レディング　　　ドイル
ユナイテッド　　Ｃ・ロナウド

レディングがユナイテッド相手に勝ち点１をゲット。
噂では攻撃のチームだと聞いてたが、この試合に限っては完全に守備のチーム。
常時８人がディフェンスしてた。
そんなレディングがＰＫで先制。
これで試合がかなり面白くなった。
このＰＫはギャリーのハンドだったが、このハンドの前のフレッチャーのクリア空振りがいかん。
サー・アレックスはいつまでフレッチャーを使い続けるのか。
悪い選手じゃないが、まだ他にいるはず。
空振りと言えば、リチャードソン。
ゴール前の決定機だったのに。
足にちゃんと当たれば１点だった。
ルーニーもまだ調子が上がらず。
怒ってるシーンばっかりが目だってた。
ユナイテッドにアーセナル、リバプールみたいにパスをうまく回すサッカーが出来れば簡単に崩せた相手だった。
もうユナイテッドの調子は下り坂か。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
マーティー（キャプテンとして、ＤＦリーダーとしてしっかり守りきった）

リバプール－スパーズ

観戦日　9/23(土)
スコア　３－０
＜得点者＞　
リバプール　　　Ｍ・ゴンサレス、カイト、リーセ


この過密日程、手ごわい相手の中リバプールはやはり調子を上げてきた。
６０分までは両チームこれといった決定機もなく、ダラダラ感に満ちていたが、ジーナスが外す方が難しいようなシュートを外したところから、リバプールにスイッチオン。
このピンチの直後にリバプールも決定機をベラミーがポストに。
ポストの跳ね返りをＭ・ゴンサレスがつめてゴール。
ここが乗ってるチームとそうでないチームの差。
これ以降はリバプールのショー。
カイトは２試合連続でゴールを決めるし、この試合ずっとなりを潜めてたリーセが終了間際に豪快ミドル。
今週チェルシーとやれてれば先週みたいな結果にはならなかったはず。
こんなリバプールでも不安点が。
ヒューピアの衰えが非常に目立つ。
スピードで抜かれにかかるとファールでしか止められない。
長いシーズンとＣＬを考えるなら、もう一人頼れるＣＢを。
スパーズはいい戦力を補強したかに思えたが、この試合のスタメンで使われたのはシンボンダとゾコラ。
ヨルは使いこなせてない。
ミドとレノンをスタメンの方が・・・
Ｒ・キーンにそろそろ見切りをつけた方がいいと思うが。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
カイト（だいぶリバプールにフィット。取り出したら止まらない予感）

リバプール－ニューカッスル

観戦日　9/23(土)
スコア　２－０
＜得点者＞　
リバプール　　　カイト、Ｘ・アロンソ


リバプール、今シーズン初の先制でしっかり勝利。
チャンスの数に対して得点が少なかったのは気なるが。
が、この勝利はリバプールの調子を上げるいい勝利になりそう。
カイトが移籍初ゴールを決めたこと。
カイト、ベラミーの２トップが機能してること。
Ｌ・ガルシアの個人技に切れが戻ってきたこと。
カラガー、アッガーのＣＢのコンビネーションが良くなってきたこと。
それとＸ・アロンソがセンターラインより自陣の位置からの超ロングシュートを決めたこと。
このシュートはハーパーの対応が醜かったにしろ、あの距離を見事に枠に飛ばしたＸ・アロンソを誉めるべき。
こんな奇跡的なゴールが生まれたり、チームのまとまりも良くなったりで、間違いなくリバプールは浮上する。
この試合、ニューカッスルの攻撃陣はなにも仕事せず。
特に前半はアメオビ、マルティンス、ダフ、ミルナー、エムレさぼり過ぎ。
これじゃ勝てるわけがない。
ニューカッスルにはもっと上位チームを引っ掻き回してもらいたい。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
Ｘ・アロンソ（アメージング！１点目に繋がるフィナンに出したスルーも芸術的）

バレンシア－ヘタフェ

観戦日　9/22(金)
スコア　２－０
＜得点者＞　
バレンシア　　　モリエンテス、ビセンテ


バレンシアが苦手ヘタフェに圧勝。
この勝利がリーガ１０００勝。
いい時のバレンシアだった。
モリエンテスの調子がいい。
ビジャとの２トップもなかなかだが、モリエンテスばっかりが目立って、ビジャがちょっと消え気味。
このままでもいいが、もっとふたりのコンビを高めてもらいたい。
この試合はビセンテ。
あんな切れきれのビセンテは去年のこの時期に見た以来。
相手の右サイドの選手を別の意味で切れさせた。
２点目のＰＫを得たシーンは、あのファンペルシばりの見事な演技。
こちらにも切れが。
これもＤ・シルバ、ガビラン、ホアキンとサイドの選手の加入が刺激に。
そのホアキンがバレンシアデビュー。
こちらにはあまり切れを感じず。
ミゲウのオーバーラップを気にしすぎてか、中へのプレーが多かった。
もっと１対１を仕掛けて欲しかった。
ヘタフェは昨シーズンの得点源、リキ、ペルニアが抜けた穴が大きかった。
パウノビッチ、Ｍ・コテロなんかは頑張っていたが・・・。
アボンダンシエリのフィードはやっぱりすごかった。
レイナのフィードよりはるかに上。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
ビセンテ（久々あんな切れきれのプレーを見た。次節のバルサ戦でもぜひあの動きを。）

ローマ－インテル

観戦日　9/22(金)
スコア　０－１
＜得点者＞　
インテル　　　クレスポ


インテルがチームになってきた。
アドリアーノは今のインテルにはいらない。
試合に出れないなら調子も上がってこないだろう。
クレスポ、ズラタンの２トップはなかなかいい。
能力の高いふたりだけにもっと噛み合ってくれば、どのチームにとっても脅威になる。
グロッソもチームにフィット。
得点にはいたらなかったが、いいクロスを多く上げてた。
ビエラ、ダクールのボランチふたりのコンビもまずまずで、役割もしっかりしてビエラの攻撃参加の回数も多かった。
ローマはいつものパスサッカー披露していたが、マンシーニがハムストリングをやって交代してからちぐはぐ。
ピサロがサイドに入ったり、オカカもサイドで使ったり、スパレッティはシステムにこだわりすぎてるような・・・
今までマンシーニ、タッデイのサイドの選手に頼りきってたため、このふたりが怪我で抜けると、こういう事態に。
ローマはこのピンチをどう切り抜けるか。
トッティ頼みになりそうだが、この男の状態も良くない。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
ダクール（古巣相手に中盤のフィルター役を見事にこなしていた。）

ウディネーゼ－トリノ

観戦日　9/22(金)
スコア　２－０
＜得点者＞　
ウディネーゼ　　　ディナターレ、フェリペ


ウディが格の違いを見せつけた。
点差以上の圧勝。
イアクインタ、ディナターレ、アサモアーの３トップは個々のテクニックにも優れ、連携も見事。
昨シーズンはＣＬやら、イアクインタの移籍騒動やらで低迷したシーズンだったが、今シーズンはそこそこやれるのでは。
ディサンクティスも昨シーズンの後半はかなりパフォーマンスが落ちてたが、この試合では安定感たっぷりだった。
中盤の運動量も豊富で、ほぼ完成されている。
問題はトリノ。
積極的な補強で前評判は高かったが、この試合を見る限りだと所詮２部上がりのチーム。
全く新戦力が機能せず。
フィオーレなんかはいたのかいなかったのかわからなかった。
シーズン序盤は２部で結果を残してきたメンバーで戦った方が良さそう。
ここでザッケローニに提案。
トップにアップルスカートを置いて、その下にロジーナとムッツィ。中盤の底にガッロというフォーメンションはいかが？
なかなかいいと思うが・・・
大黒はこのチームに溶け込んでいけるのだろうか。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
ムンタリ（ウディの攻撃、守備の軸に。足をつりながらも最後まで走り続けた姿勢は見事。）

ウエストハム－ニューカッスル

観戦日　9/21(木)
スコア　０－２
＜得点者＞　
ニューカッスル　　　ダフ、マルティンス


移籍組に注目した試合。
特にウエストハム。
テベス、マスケラーノがどんなプレーをするか楽しみだった。
が、チームの一員としてはまだまだ。
テベスは精力的に動いていたが、チャンスを作ったのはＦＫでクロスバーに当てた１シーンだけ。
マスケラーノはレオ・コーカーとのコンビがしっくりきておらず、全く目立ってなかった。
このふたり、ともに途中交代で実力を発揮するまでは時間がかかりそう。
ベナユンとテベスが同時にピッチに立つことがなく残念だった。
ニューカッスルのダフとマルティンスは前半はパッとしなかったが、後半しっかり得点。
カウンターサッカーにはもってこいのふたり。
センターハーフのパーカー、エムレの動きが不満だっただけに、このふたりがベストのパフォーマンスだともっと良くなる予感。
ニューカッスルはギブンの大怪我が気になる。
このＧＫにだいぶ助けらてる感が強いのでＤＦ面に不安が。
　
～愛丸's ＭＶＰ～
ババヤロ（左ＳＢなのにテベス、ザモラを完封。センターでもやれるのでは？）