愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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R・マドリー-D・キエフ

2006-09-27 16:32:14 | チャンピオンズリーグ
観戦日 9/27(水)
スコア 5-1
<得点者> 
R・マドリー   ニステルローイ×2、ラウル×2、レジェス
D・キエフ    ミレフスキ
 
あの強いマドリーが帰ってきた。
リーガで見せるつまらないサッカーはなりを潜めた。
1点取っても2点目、2点とっても3点目とカペッロの哲学にないサッカーを展開。
このチームにはやっぱりラウルが必要。
技術面では輝いていた時よりは落ちるが、マドリー魂がある。
この男がやってっくれることによってチームの士気が上がる。
カペッロがラウルに絶大の信頼を置くのもわかる。
ラウルの復活ゴールを2発も見れてうれしかった。
あとはディアラ。
4点差ついても気を緩めることなくチェックにいく姿が印象的。
攻撃面も守備面も問題なし。
問題なのがエメルソン。
いまいちぱっとしない。
カペッロだから使い続けると思うが・・・。
ここをグティにすれば、まだ攻撃的なマドリーになるはず。
D・キエフはGKに難あり。
CLのレベルにはほど遠い。
ミレフスキもまだまだだった。
楔を受けるまでいいがそこからが。
U-21のウクライナ代表で見せてたような個人での局面打開を期待したが、トップレベルのDFにはそれができなかった。
 
~愛丸's MVP~
ラウル(ここで復活!まだまだマドリーのエースとしてやれる。これで自信が戻ってきたはず)

リール-ミラン

2006-09-27 14:58:31 | チャンピオンズリーグ
観戦日 9/27(水)
スコア 0-0
<得点者> 
 なし


両チームミスの少ない見応えのある試合。
守り合いではなくちゃんと攻めて、それをしっかり防ぐという展開。
欲を言えば、ミランはジラじゃなくてピッポかR・オリベイラがトップならよかった。
ミランではカカ。
トップ下で精力的に動いて、フィニッシュにも絡む。
ジラの不甲斐無さをしっかりカバー。
いいシュ-トをいくつか打ったが、GKシルバのファインセーブに。
リールは楽しみな選手が多くいた。
まずはケイタ。
右サイドで攻撃に守備に大活躍。
自陣からドリブルしてピルロを置き去りにし、カラーゼをフェイントでかわしてからのシュートは見事。
これが決まっていればゴラッソーだった。
早い、強い、うまいの3拍子そろった選手。
次にタフォロー。
このチームのキャプテンで左足の精度、強さはすばらしい。
強烈ミドルと決定的なクロスを披露。
このふたりにトップのオデムウインギー、トップ下のボドメールがうまく絡めばかなり魅力的なサッカーに。
この試合を見て、リールにかなり惹かれた。
 
~愛丸's MVP~
ケイタ(こんないい選手がいたとは・・・。代表よりクラブで輝くタイプ)

アーセナル-ポルト

2006-09-27 13:07:37 | チャンピオンズリーグ
観戦日 9/27(水)
スコア 2-0
<得点者> 
アーセナル   アンリ、フレブ


終わってみたらアーセナルの危なげない勝利。
前半はポルトの個人技にあたふたするシーンも見られたが。
全体的には攻撃も守備もいい時のアーセナル。
この試合もCL仕様のアンリ1トップ。
ファンペルシは左に。
これが最初は全く機能しなかったが、アンリが左に流れて、ファンペルシがポジションチェンジを多用するようになってから変わった。
このふたりにフレブ、ロシツキがしっかり絡んで好機を演出。
が、ファンペルシの決定力不足が気になる。
GKと1対1になり、至近距離のシュートをふかしたシーンには笑いが出た。
アンリみたいになれとは言わないが、もうちょっとしっかり蹴ってもらいたい。
そのアンリだが、調子はかなり上向き。
本人の宣言通り、10月にはいつものハイパフォーマンスを披露してくれそう。
なんせ先制点はヘディングだったし。
アンリのヘディングシュートはあまり記憶にない。
ジュルの直前の怪我でギャラスがセンターに入り、左にホイトだったが、守備に不安はなかった。
ギャラスは背番号通り、2点目の攻撃に絡んだシーンはお見事。
ポルトはクアレスマに頼りすぎの感が。
ドリブルはいいが並のキック精度しかない男に頼るより、しっかりパスもだせフィニッシュにも絡めるルチョやアンデルソンを攻撃の軸にした方がいい。
いい選手が多いだけに残念。
 
~愛丸's MVP~
エブエ(守備に関しては置いといて、あの攻撃力はかなり魅力的。アンリへのクロスは完璧)

インテル-キエーボ

2006-09-27 10:44:25 | セリエA
観戦日 9/27(水)
スコア 4-3
<得点者> 
インテル    クレスポ×2、サムエル、スタンコビッチ
キエーボ    ペリッシェル、ティリボッキ、ブリーギ
 
インテルが先に4点を取って、CLのバイエルン戦に向けていい状態で望めるかと思われた試合が、後半に3点を失点し、暗雲立ち込める。
が、この3失点はそんな気にするほどのものじゃないような。
4点も取ると気が抜けるのは仕方ないし、ベストメンバーではなかった。
インテルの守備で重要な1ボランチをダクールからマクスウェルに代えたのが、この3失点の1番の要因。
ダクールのままだったら無失点だったはず。
ここで問題なのは何故あの位置にマクスウェルなのかということ。
左サイドで活きてくる選手なのに・・・。
やっぱりマンチーニが悪い。
あの監督は選手の適正をわかってない。
人がいなくて、CL見越してダクールを休ませたいのはわかるが使うのはマクスウェルじゃない。
セニョール原も言ってたが、サネッティの方がしっかり仕事をこなすはず。
インテルは監督が変わればもっと強いチームになる。
あとはアドリアーノ。
多少は上向きだが、豪快にふかしたFKには幻滅。
ドカーンといくのが魅力なのに。
キエーボはティリボッキに一筋の光が。
ペリッシェルとの2トップにして得点力のアップをはかりたい。
このチームは隔年で活躍しているような。
 
~愛丸's MVP~
クレスポ(今のインテルで一番調子がいい。ひとりでチームを救ってる。この男はやっぱりセリエの男)

ビジャレアル-サラゴサ

2006-09-27 02:36:50 | リーガエスパニョーラ
観戦日 9/26(火)
スコア 3-2
<得点者> 
ビジャレアル  カニ、フォルラン、リケルメ
サラゴサ    アイマール、ピケ
 
前半はお互いの攻撃面のいいとこが出て見応えのある試合。
ビジャレアルはリケルメに対してのマークがきつく、その分カニが古巣相手に頑張った。
ゴールを決めても宣言通り派手なパフォーマンスはなかった。
サラゴサはアイマール、ダレッサンドロのファンタジー溢れるプレーに感動。
この試合の先制点はダレッサンドロが左サイドからのダイレクトスルーをS・ガルシアが受けてゴールライン付近からのマイナスのボール。それをアイマールが落ち着いてゴール。
この流れるような得点が今のサラゴサの得点パターン。
見ていて惚れ惚れする。
このふたりプラスリケルメの中盤をぜひ代表で。
後半は前半のファンタジー溢れるサラゴサのプレーが完全に消滅。
ビジャレアルの一方的な展開。
前節までのあの調子の上がらなかったビジャレアルはどこに。
サラゴサのファール数がどんどん増えた。
アイマールのいらいらも募るばかり。
リケルメもところどころでリケルメらしさを披露。
が、絶好調時に比べるとまだまだ。
この男とホナウジーニョの調子が上がってくればリーガはもっと面白くなる。
それにしても、サラゴサはエル・マドリガルでの相性が悪い。
 
~愛丸's MVP~
カニ(古巣相手に遠慮なしのプレー。ゴール後は喜びを表に出さず)